トルシエ監督の現在とは

　サッカー・アジアカップ（杯）のグループステージが14日、カタールのアルトゥマーマで行われ、世界ランク17位・日本は同94位ベトナムに4-2で白星発進した。ベトナムを率いたのはかつて日本代表監督を務めたフィリップ・トルシエ氏。68歳となった現在の姿に対し、ファンは「髭を生やしてイケおじに」「渋くなったな」と驚きの声を上げている。

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　68歳になったトルシエは落ち着き払っていた。試合前には、中継するスポーツ・チャンネル「DAZN」のインタビューに登場。長髪とメガネは昔と変わらないが、髭は白髪混じりだった。「赤鬼」と呼ばれるなど激情家で知られていたが、渋みが増した様子。試合中もたびたび映像で抜かれていた。1998年から2002年日韓ワールドカップまで日本代表監督を務めた同氏。心なしか表情もやや穏やかになったようだ。

　20年以上が経ち、変化があるのは当然。サッカーファンにはお馴染みだが、X上では最近は見なかった様子のファンから「だいぶ髪が白くなったな」「年とったな…と思ったら68歳でビックリした」「ヒゲ生やしてイケおじになってるな」「さすがに老けたな」「いっそうしぶ（渋く）なったなぁ」「イケおじ風メガネ」「隣にダバディがいないぞ」「なんか角がとれたな」と注目を浴びている。

　森保一監督率いるグループDの日本は19日にイラクと、24日にインドネシアと対戦。全6組に分かれる今大会は各組上位2か国と、3位のうち上位4か国の全16チームが決勝トーナメントに進む。日本は大会前まで歴代最多の国際Aマッチ9連勝中。2011年以来3大会ぶり5度目の優勝が期待される。