錦織“代役” 杉田祐一の快進撃がスペインで話題「一つの大会で人生が変わる」
男子シングルス世界ランク91位の杉田祐一(三菱電機)はバルセロナ・オープン3回戦で世界ランク20位のパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)を6-3、6-3で撃破。2回戦には23位のリシャール・ガスケ(フランス)を撃破するなど、大金星を重ねながら準々決勝に進出した杉田は、スペインメディアに「最大のラッキールーザー」と話題になっている。スペイン地元紙「スポルト」が報じている。
錦織辞退で出場、バルセロナOP8強の幸運で一躍注目「最大のラッキールーザー」
男子シングルス世界ランク91位の杉田祐一(三菱電機)はバルセロナ・オープン3回戦で世界ランク20位のパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)を6-3、6-3で撃破。2回戦には23位のリシャール・ガスケ(フランス)を撃破するなど、大金星を重ねながら準々決勝に進出した杉田は、スペインメディアに「最大のラッキールーザー」と話題になっている。スペイン地元紙「スポルト」が報じている。
杉田は右手首痛の影響で大会不参加を直前で発表した世界ランク7位の錦織圭(日清食品)の欠場に伴い、今大会の予選に敗退していたが、「ラッキールーザー」として急遽参戦が決まった。そこから金星を重ねて、クレーの本場スペインで旋風を巻き起こしている。
ATP500のカテゴリーで初の準々決勝入りを果たした28歳の日本人選手は「ユウイチ・スギタ、バルセロナで最大のラッキー・ルーザー」というタイトルで特集されている。
「一つのトーナメントで人生が変わることがしばし存在する。それはバルセロナ・オープンで日本人のユウイチ・スギタがバルセロナで経験していることだ。なぜなら、スギタは普通の状態なら決勝トーナメントに進出していなかった。
しかし、土壇場で同胞のケイ・ニシコリが故障で欠場となったために、参加するチャンスを手にできた。彼はラッキーな男だ」