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本田真凜、引退表明14日前に見せていた仕草の意味 最後の全日本で「凄く噛み締めた瞬間」とは

フィギュアスケートの2016年世界ジュニア選手権女王・本田真凜(JAL)が11日、都内で現役引退会見を開いた。競技者としてのスケート人生にピリオドを打ち、今後はプロスケーターとしてアイスショーなどに出演することを示唆。昨年12月、9年連続のエントリーとなった全日本選手権に出場。滑り終えた直後にリンクへ感謝を示すような仕草も。1月5日の引退表明から14日前の出来事について「凄く幸せな瞬間だったなと思います」と当時を振り返った。

都内で現役引退会見を開いた本田真凜【写真:中戸川知世】
都内で現役引退会見を開いた本田真凜【写真:中戸川知世】

引退会見で全日本選手権に言及

 フィギュアスケートの2016年世界ジュニア選手権女王・本田真凜(JAL)が11日、都内で現役引退会見を開いた。競技者としてのスケート人生にピリオドを打ち、今後はプロスケーターとしてアイスショーなどに出演することを示唆。昨年12月、9年連続のエントリーとなった全日本選手権に出場。滑り終えた直後にリンクへ感謝を示すような仕草も。1月5日の引退表明から14日前の出来事について「凄く幸せな瞬間だったなと思います」と当時を振り返った。

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 本田は昨年12月の全日本選手権には右骨盤痛を抱えながらも強行出場。22日のSPは28位でフリーに進めなかったが、演技完遂後には万雷の拍手を浴びた。感極まり、目元を拭うと、退場時には惜しむようにそっと右手でリンクをタッチ。X上で「仕草ひとつひとつが全日本のリンクへ感謝とお別れを捧げているみたい」「最後なのかな」などとファンの関心を惹いていた。

 最後の全日本の演技になったが、この場面について問われた本田は「やっぱり全日本の舞台は自分の中で特別で。ジュニアを上がって初めて出場資格が満たされた時から9年間ずっと全日本の舞台にたどり着けていましたし、それは本当に自分を褒めてあげたいというか、誇らしく思えるところ」と全日本選手権に対する強い思いを口にした。

 さらに「あの舞台が凄く大好きで、たくさんの方の前で演技できる舞台が凄く好きで、これで最後なんだと凄く噛み締めた瞬間。凄く幸せな瞬間だったなと思います」と演技後の胸中も明かした。

 今後については「スケートが大好き。大好きなまま競技を終えられて、多くの方が私の演技を楽しみにしてくださっている以上素敵な演技をお届けしたい。スケートを頑張っていきたいというのはこれまで通り思っているし、チャンスがあれば新しいことにも挑戦していければうれしい」とし、プロスケーターとしてアイスショーなどに出演することを示唆した。

(THE ANSWER編集部)


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