大谷翔平の「完璧な時計」に世界的ファッション誌も注目 会見で気遣いの挨拶、愛犬の名前も話題に…ド軍入りから1か月
米大リーグで今オフ最大の関心事となっていたのは、フリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手が新天地にどこを選ぶかだった。昨年12月9日(日本時間10日)に、自らのインスタグラムを通じてドジャース入りを発表してから1か月。その間だけを切り取っても、スケールの大きな“伝説”をいくつも残してきた。
12月10日にドジャース入りを表明してから1か月…この間にも多くの伝説
米大リーグで今オフ最大の関心事となっていたのは、フリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手が新天地にどこを選ぶかだった。昨年12月9日(日本時間10日)に、自らのインスタグラムを通じてドジャース入りを発表してから1か月。その間だけを切り取っても、スケールの大きな“伝説”をいくつも残してきた。
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大谷は12月14日(同15日)に本拠地のドジャースタジアムで入団会見を行った。冒頭でまず「メジャーリーガーとしての最初のチャンスをくださったエンゼルスの皆さん、今振り返っても素晴らしく、大切で、忘れられない。そんな6年間、思い出をありがとうございました」と古巣への感謝を述べる気遣いをみせた。
そんな中で最大の注目を集めたのは、愛犬の名前だった。大谷は11月16日(同17日)に昨季のア・リーグMVPを満票で受賞すると発表された際、かわいらしい犬と並んで米専門局「MLBネットワーク」の番組に出演し話題となっていた。
大谷がその後、初めて公の場に出てくるとあって、米国メディアから犬の名前についての質問が。大谷は「デコピンって言うんですけど……」と意外すぎる事実を明かし「こっちの人はあまり発音的に難しいので……。元の名前が『ディコイ』というので、こっちの人に紹介するときは呼びやすい『ディコイ』というようにしています」と英語名まで含めて紹介した。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者が自身のX(旧ツイッター)に「この冬最大の謎が解けた」と投稿したほどだ。
また、会見での大谷はあらゆる行動が世界のファンの視線を集めた。ドジャースの背番号17のユニホームを初めてまとい、注目されたのは腕時計。サプライヤー契約を結ぶ日本のセイコーの高級モデル「グランドセイコー」だった。
これに反応したのが、世界的ファッション誌「GQ」だ。「ショウヘイ・オオタニは7億ドル(約1014億円)の契約を結ぶにあたり、完璧な時計を選択した」と題する記事を掲載。派手なデザインでなかったのを、絶妙なセレクトとして称えている。
「多くの人は巨大な宝石を散りばめて10億ドル(約1421億円)の大半を祝福するかもしれないが、オオタニは代わりに5000ドル(71万600円)もしないグランドセイコーのSBGM221を着用した」。生まれ育った日本製の逸品であると紹介し「パリッとした新しいドジャースのユニホームを着て、手首にグランドセイコーGMTをつけた彼は、間違いなく10億ドル(あるいは7億ドル)の男に見えた」。称賛は止まらなかった。
(THE ANSWER編集部)