「野球では何でもできるのに…」 大谷翔平の意外な“弱点”を元指揮官が回顧「信じられなかった」
米大リーグのドジャースに移籍した大谷翔平投手の意外な一面を、かつての指揮官が明かした。2022年途中までエンゼルスの監督を務め、投打二刀流の完成に欠かせない存在だったジョー・マドン氏が、大谷の苦手なものや、野球の助けとなっている性格を指摘している。
元エンゼルス監督、ジョー・マドンが明かす大谷の素顔
米大リーグのドジャースに移籍した大谷翔平投手の意外な一面を、かつての指揮官が明かした。2022年途中までエンゼルスの監督を務め、投打二刀流の完成に欠かせない存在だったジョー・マドン氏が、大谷の苦手なものや、野球の助けとなっている性格を指摘している。
米専門局「MLBネットワーク」の番組「MLBトゥナイト」に出演して答えたもの。そこで大谷について明かしたのは、意外な“弱点”だ。
「彼をゴルフに誘おうと思ってビデオを見たけど、上手ではなかったよ。信じられなかったけど、野球のフィールドでは何でもできるのに、ゴルフボールは打つことができそうになかった」と、小さなボールの扱いは決してうまくないとする。
一方で「あとは、ビリヤード台があって、試合後に彼はそこにいて、いつも競い合っていたんだ。彼は勝負をするのが大好きだ」と大谷の“勝負根性”を称えている。
そこで思い出されるのが、大リーグ記録の2632試合連続出場の記録を持つカル・リプケン・Jr氏だという。「リプケンと過ごした時も同じだった。リプケンはバッティング練習や内野練習の時も、いつも勝負をしていた。ショウヘイもいつも勝負をしている。だから大事な瞬間の勝負にひるまずにいられるのだ」と、2人の共通点を指摘した。
また大谷は「台本をたくさん用意しているタイプではなく、瞬時に状況を操作、又は判断ができる。走塁の時も判断できる。打者をよく見て何を投げたらいいかもわかっているし、投手のこともよく見ていて、どこを狙えばいいかもわかっている」とプレー中に周囲を把握する能力の高さを称え「彼はそれほどの“野球の天才”なんだ」としている。
(THE ANSWER編集部)