大谷翔平ら1760億円超補強で“悪の帝国”呼ばわりも上等 ド軍剛腕「スポーツはそういうもの」
米大リーグ・ドジャースは大谷翔平投手と10年契約を結んだほか、山本由伸投手、タイラー・グラスノー投手を獲得するなど、総額1760億円を超える大型補強を進めている。MLBの新たな「悪の帝国」と呼ぶ声もある中、米ポッドキャスト番組に出演したグラスノーは「気にしないよ。スポーツはそういうもの。人々は優れたチームを嫌うものだ」と“悪役上等”の姿勢を示した。
レイズから移籍のグラスノーが米ポッドキャスト番組に出演
米大リーグ・ドジャースは大谷翔平投手と10年契約を結んだほか、山本由伸投手、タイラー・グラスノー投手を獲得するなど、総額1760億円を超える大型補強を進めている。MLBの新たな「悪の帝国」と呼ぶ声もある中、米ポッドキャスト番組に出演したグラスノーは「気にしないよ。スポーツはそういうもの。人々は優れたチームを嫌うものだ」と“悪役上等”の姿勢を示した。
ドジャースは大谷と10年総額7億ドル(約1014億円=発表当時)の契約を結んだと報じられたほか、山本由伸も12年総額3億2500万ドル(約463億円=発表当時)で獲得。トレードでレイズから移籍した剛腕グラスノーとはすぐに5年総額1億3650万ドル(約198億円=発表当時)の契約延長を結んだ。7日(日本時間8日)には、テオスカー・ヘルナンデス外野手を1年総額2350万ドル(約34億円)と獲得したと報じられるなど、今オフの補強・再契約に費やした総額はすでに約1760億円を超えると言われている。
他球団を圧倒的に凌ぐ大型補強に対し、一部からはヤンキースに替わる新たな「悪の帝国」と呼ぶ声も。米メディア「ジョムボーイ・メディア」のポッドキャスト番組「クリス・ローズ・ローテーション」に出演したグラスノーにも、司会者から「多くの野球ファンにとって、ドジャースは悪の帝国パート2のようだが、その一員になって嫌われることを楽しみにしているか?」との質問が飛んだ。
「経験はないし、ドジャースの一員になるのがどんなことか分からないけど、あんまり気にしないと思うよ」と笑顔で回答したグラスノー。「スポーツはそういうもの。人々は優れたチームを嫌うものだ。ストレスに感じることはあるかもしれないが、そんなに心配してないよ。人々は私たちを嫌うだろうが、それがスポーツを面白くするんだ」と“ヒール”の必要性に理解を示した。
(THE ANSWER編集部)