箱根駅伝、シード確保の大東大アンカーが感謝示した相手に反響「素晴らしい友情」「知らなかった」
第100回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)は3日、復路(神奈川・箱根町芦ノ湖~東京・千代田区大手町読売新聞社前)が行われ、2日の往路で優勝した青学大が10時間41分25秒の大会新記録で2年ぶり7度目の総合優勝を飾った。もう一つの注目だったシード権争いは最終10区までもつれ込む大激戦となったが、大東文化大が逆転で10位に滑り込んで来年のシード権を確保。激走した大東大アンカーの佐々木真人(なおと、3年)は自身のX(旧ツイッター)を更新し、並走選手に感謝。ファンからは「こういうのいいな」「素晴らしい友情ですね」といった感動の声が寄せられている。
最終10区までもつれ込んだシード権争い
第100回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)は3日、復路(神奈川・箱根町芦ノ湖~東京・千代田区大手町読売新聞社前)が行われ、2日の往路で優勝した青学大が10時間41分25秒の大会新記録で2年ぶり7度目の総合優勝を飾った。もう一つの注目だったシード権争いは最終10区までもつれ込む大激戦となったが、大東文化大が逆転で総合10位に滑り込んで来年のシード権を確保。激走した大東大アンカーの佐々木真人(なおと、3年)は自身のX(旧ツイッター)を更新し、並走選手に感謝。ファンからは「こういうのいいな」「素晴らしい友情ですね」といった感動の声が寄せられている。
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最後の力を振り絞った。最後の最後まで分からなかったシード権争い。9区から10区の鶴見中継所で10位東海大と11位大東大の差はわずか4秒だった。“見えない敵”を追った大東大アンカーの佐々木は神奈川大の酒井健成(2年)と並走。お互いがお互いを引っ張る形となった争いの中でレースを進めると、13.5キロ過ぎの新八ツ山橋付近で東海大の総合タイムを逆転した。2人は並走したまま大手町にゴール。大東大が東海大に1分10秒差をつけ、逆転で総合10位に入った。
佐々木はレース後に自身のXを更新し「ずっと一緒に並走してくれた神奈川大学の酒井君本当にありがとう! 一緒に声掛け合ったり、引っ張り合うのすごい楽しかったです!」と酒井とのエピソードを公開。神奈川大は往路22位で、復路一斉スタートとなったため酒井が襷をリレーされた時点でも22位という状況だったが、そんな状況でも力を発揮したことに佐々木は感謝した。
これにはファンから「こういうのいいな」「素晴らしい友情ですね」「本人たちから出てくるこういう話いいですねー」「素敵だね」「ライバル同士でも高め合える“駅伝”の醍醐味を、改めて感じ、胸が熱くなりました」「スポーツの素晴らしさ」「隣の人と喋ってるんだ!!知らなかった!!」「お二人の未来にも幸せが訪れますように」「お互いを讃えあうのは素晴らしいです」といったコメントが寄せられた。
(THE ANSWER編集部)