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大谷翔平を獲得できなかったブルージェイズGM「結果に失望」 騒動後初の言及「信じられないほどの努力」

米大リーグでは大谷翔平投手の新天地が、10年総額7億ドル(約1014億円)という巨額でドジャースに決まった。その裏で、最も落胆の色が濃かったのは最後まで獲得レースに残っていたとされ、大谷がトロントに向かったという“誤報”騒動にも巻き込まれたブルージェイズだろう。ロス・アトキンスGMは3日(日本時間4日)に行われた番記者とのZoom会見で交渉過程の一部を明らかにし「明らかに私たちは結果に失望している」と残念がっている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

最後まで獲得レースに参戦、大谷がカナダに向かったとの“騒動”も

 米大リーグでは大谷翔平投手の新天地が、10年総額7億ドル(約1014億円)という巨額でドジャースに決まった。その裏で、最も落胆の色が濃かったのは最後まで獲得レースに残っていたとされ、大谷がトロントに向かったという“誤報”騒動にも巻き込まれたブルージェイズだろう。ロス・アトキンスGMは3日(日本時間4日)に行われた番記者とのZoom会見で交渉過程の一部を明らかにし「明らかに私たちは結果に失望している」と残念がっている。

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 カナダ・トロントの地元紙「トロント・サン」が「ロス・アトキンスGMは、ショウヘイ・オオタニはブルージェイズとトロントに“ひときわ魅了されていた”と主張した」という見出しで伝えた。

 記事によれば、アトキンスGMは3日に大谷について始めて公の場で「その結果がどれだけ耐え難いものか」を語ったという。「明らかに私たちは結果に失望しており、電話を受けるのは本当に難しく、私のキャリアの中でも最も困難なものの一つだった」と、入団に導けなかった悔しさをあらわにしている。

 一方で、最後まで獲得レースに残ったことには満足しているようだ。アトキンスGMは、大谷が米フロリダ州ダニーデンにある選手育成施設を訪れたことを認め、記事は「オオタニは次のキャリアの選択肢として、トロントを真剣に検討していると確信しているようだった」と伝えている。

 アトキンスGMはさらに「この組織、街、国にとってこのポジションにいることがどんなことを意味するのかを考えると、とても気分が良い」「私の心の中では、彼がこの国、街、チームにひときわ魅了されていたことに疑いの余地はない」と語ったという。

 また、大谷側がドジャースからの条件を釣りあげようとして、ブルージェイズを使ったのではないかという見方には真っ向から反論した。「私たちはそのプロセスに本当に満足している。それはオーナーシップからビジネス、そして野球関係者が一緒になった、信じられないほどの努力だった」としている。

(THE ANSWER編集部)


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