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大谷翔平を「失った」トラウトの輝き維持へ、MLB公式が異例の願い「怪我担当の野球の神様…」

米大リーグ・エンゼルスのマイク・トラウト外野手に関して、MLB公式が「野球の神様」へ異例の“お願い”をしている。「今年の野球界8つの新年の決意」との見出しを打った記事の中で「トラウトに手を出さないで」と記している。

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

MLB公式が「今年の野球界8つの新年の決意」の一つに記す

 米大リーグ・エンゼルスのマイク・トラウト外野手に関して、MLB公式が「野球の神様」へ異例の“お願い”をしている。「今年の野球界8つの新年の決意」との見出しを打った記事の中で「トラウトに手を出さないで」と記している。


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 エンゼルスのスター選手として、2023年シーズンまで大谷翔平投手とも同僚だったトラウト。シーズンMVPを3度も獲得しているが、故障に苦しむ期間も目立ってきている。昨年は82試合の出場に留まり、チームも2014年を最後にポストシーズンから遠ざかっている現状だ。

 そんなトラウトについて、記事では「怪我を担当する野球の神様へ:マイク・トラウトに手を出さないで」と異例の“お願い”を記した。その背景として、2021年からの3シーズンで237試合出場に留まっていることに注目。「それではうまく行かない。トラウトはすでに殿堂入りを待っているが、2020年の短縮シーズンとしつこいほど繰り返される怪我が、彼のざっとした数字に大きな影響を及ぼすだろう」としている。

「彼はかつて700本塁打に届く可能性も秘めていた」とも記されている通り、2012年から8年連続20本塁打、2019年には45本塁打を放っている。2022年こそ40本塁打を放っているが、近年ペースがやや落ちてきており現在は通算368本塁打。来季33歳となるが「今、私たちはこの野球の服を着たラインバッカーが、再び500本塁打が当然の結果であるように数字を積み上げていくことを願っている」と記事では無事プレーすることを祈っている。

 さらに「トラウトはプレースタイルを調整し、フィールド上で自分の体を守るために一丸となって努力しているが、無駄だった。彼はチームメートのショウヘイ・オオタニを失った」と、大谷がエンゼルスを離れた事にも記事では言及。「2024年はこの男にプレーさせるよう決意を固めようではないか」と、トラウトの輝きが続くことを願っていた。

(THE ANSWER編集部)


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