ロッテ公式YouTubeの今季再生回数第4位

　今季リーグ2位でシーズンを終えたプロ野球・ロッテ。吉井新監督のもとで戦った選手、首脳陣たちのグラウンド内外での出来事を、今年も球団公式YouTubeが伝えてきた。数々の名作も生んだ今季、再生回数上位5傑の思い出を球団広報室に聞いた。

【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継！

　第4位となったのは、2月の石垣島キャンプの練習後、宿舎のホテルで佐々木朗希投手が廣畑敦也投手の部屋を訪問した映像。本格コーヒーを淹れる先輩の趣味の現場に広報を引き連れてやってきた。

　約6万円という本格マシンを使ってコーヒー豆を挽き、こだわりの一杯を作った廣畑。なぜか味わったのは佐々木朗ではなく広報だった。味わう間、佐々木朗がカメラを回すというある意味レアな映像。夕食で800グラムの白米を食べていたこともあり、お腹いっぱいの佐々木朗はコーヒーを味わうことなく「何しに来たんだよ」と廣畑に笑われていた。

　77万再生を記録した映像には「朗希選手のお茶目な部分がどんどん出てきてていいですね」「みんな自然体で見てて楽しい！」「何気にカメラマン朗希の撮影のアングルやブレの無さ、会話の際の寄りが全く違和感なくて、そっちの腕前もプロ級で驚いたw」「日本代表選手にカメラマンさせるの贅沢すぎる」「朗希さんのカメラワーク良すぎです」「やりとりが微笑ましすぎて何回も見ちゃう」「朗希くんの生意気な弟感イイ」などとコメントが集まった。

　撮影した球団広報室に舞台裏を聞くと「佐々木朗希選手から突然『廣畑さんのコーヒーを飲みに一緒に行こう』と誘われ、眠かったのですが『動画を撮るよ』という条件で一緒に行きました。いつの間にか佐々木選手が撮影をする流れになり、やられたと思いましたが、結果的に視聴者からもあの逆転現象が面白かったという意見もいただいたのでよかったです」と意外なきっかけから生まれた動画だったと明かしてくれた。

　広報室によると、球団広報カメラはYouTubeに今年190本を超える動画を投稿。12月26日時点で視聴数は合計2746万4907回、総再生時間は136万9702.6時間を記録し、多くの感動と楽しみをファンに届けた。