米記者が日本独特の味わいに虜、お気に入りは「全て」 大人気お菓子の製造元も「誇りに思う」
2023年も残すところあとわずか。今年もスポーツ界では様々な名場面が生まれたが、国際大会などで海外選手、関係者から日本製品への好評の声も多数集まった。「スポーツ界で愛されたメイド・イン・ジャパン」と銘打ち、話題になった製品・商品を扱う企業に反響や好評の理由について取材した。第8回は日本ファンにもお馴染みとなった米記者が“最初”に触れて虜となっていた大人気お菓子。
スポーツ界で愛されたメイド・イン・ジャパン
2023年も残すところあとわずか。今年もスポーツ界では様々な名場面が生まれたが、国際大会などで海外選手、関係者から日本製品への好評の声も多数集まった。「スポーツ界で愛されたメイド・イン・ジャパン」と銘打ち、話題になった製品・商品を扱う企業に反響や好評の理由について取材した。第8回は日本ファンにもお馴染みとなった米記者が“最初”に触れて虜となっていた大人気お菓子。
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WBCで3年ぶり3度目の世界一に輝いた野球日本代表「侍ジャパン」。大谷翔平投手、ラーズ・ヌートバー外野手らが野球ファンを熱狂に包んだ。東京ドームで1次ラウンドが行われていたが、それ以前から来日していたMLB公式のマイケル・クレア記者は様々な日本の食、文化をXにて紹介。心から楽しむ様子が日本のファンにも注目を浴びていた。
そんなクレア記者が来日直後の3月5日に“初めて”紹介した一つが「ポテトチップス九州しょうゆ味」だった。Xには実際の画像を投稿。パッケージには襷をかけたポテトチップスのキャラクターが描かれていたこともあり「このポテトが市長選に立候補するなら、これに投票するね」とすっかり虜になっていた。
さらに米国へ帰国後の4月には、「朝食を取るすぐ近所で…こんなものを発見! ポテト市長がここに!!!」と記し、商品棚で陳列されたカルビーのポテトチップス数種類を発見したことを報告した。“再会”できたことに喜び。コメント欄でプロ野球チップスの存在も教えてもらい、「そんなまさか! 仕入れてもらえるか聞いてみなきゃ!」と興奮した様子で返信していた。
日本ファンの間でも話題となったクレア記者の“カルビー愛”。今回ポテトチップスの担当者は「本場アメリカの記者の方に評価をいただけたこと、ポテトチップスの担当者として誇りに思います」と喜びの声を上げていた。
クレア記者はWBC米国ラウンドで、THE ANSWERの取材に「カルビーの全て」がお気に入りだと上機嫌に語っており、じゃがりこやピザポテトも絶賛していた。ポテトチップスがお気に入りになった理由について担当者に聞くと「日本独特の味わい、特に九州独自の甘口しょうゆの味を再現していることから、また自国のフレーバーと違った楽しみ方をしていただけたのではないか」と、九州しょうゆのチョイスをポイントの一つに推測していた。
クレア記者の愛溢れる投稿は、社内関係者の間でも話題になったという。「各地ご旅行・出張などに行かれた際にはカルビーポテトチップスのベーシックな味わいに加えて、地域商品も愉しんでいただければと思います」とコメントしている。
(THE ANSWER編集部)