ロッテ公式YouTubeの今季再生回数第5位

　今季リーグ2位でシーズンを終えたプロ野球・ロッテ。吉井新監督のもとで戦った選手、首脳陣たちのグラウンド内外での出来事を、今年も球団公式YouTubeが伝えてきた。数々の名作も生んだ今季、再生回数上位5傑の思い出を球団広報室に聞いた。

　第5位は今季ロッテに復帰した澤村拓一投手のアーリーワーク。朝からウェートトレーニングで250キロを持ち上げるスクワットを披露し、ファンの驚きを呼んでいた。

　レッドソックスから今季ロッテに復帰。2月の石垣島春季キャンプでは、辺りが真っ暗な午前6時台から室内練習場に移動すると、入念なストレッチ後にウェートトレーニング場で持ち前のパワーを見せた。2月7日に公開された動画内では、ハーフデッドリフトで200キロのバーベルを持ち上げながら「アップっす」と事もなげ。同12日公開の第2弾では、重量250キロでスクワットをして驚かせた。

　映像は2本合わせて134万再生を突破するなど話題に。「ハイバー・スクワット250キロですか、エグいですね」「200キロは重くないと言うパワーワード」「250キロのスクワット!?　ゴールドジムでもあげてる人殆どいないぞ！！」「スクワットのフォーム乱れなくて奇麗」「これが一流かと絶句した」「業界内視聴率の高そうな動画」「左より明らかに右肩の方がデカい」「サムネの腕が素晴らしい」「250キロなんて大会出れるぞ」などと驚きの声が書き込まれた。

　撮影時について広報室に改めて取材すると「辺りが真っ暗なうちから練習場に向かい、身体を動かし始めるプロ意識に感銘を受けましたし、カメラ越しでもド迫力のスクワットには衝撃を受けました。そして合間に見せる澤村選手独特の面白エピソード満載のトーク。ウェートのBGMを当ててくださいと言って『竹内まりやさん』と答えられるわけないです」と当時を回顧。「今年は何度もYouTubeにも登場していただき、ロッテファンにいろいろな魅力を伝えてくれた澤村選手には感謝しております」とコメントしていた。

　広報室によると、球団広報カメラはYouTubeに今年191本もの動画を投稿。12月26日時点で視聴数は合計2746万4907回、総再生時間は136万9702.6時間を記録し、多くの感動と楽しみをファンに届けた。