身長2mの海外バスケ選手、ちょこんと摘まんだ日本の国民的お菓子に虜「小さいカップケーキだ」
2023年も残すところあとわずか。今年もスポーツ界では様々な名場面が生まれたが、国際大会などで海外選手、関係者から日本製品への好評の声も多数集まった。「スポーツ界で愛されたメイド・イン・ジャパン」と銘打ち、話題になった製品・商品を扱う企業に反響や好評の理由について取材した。第6回は大きなバスケットボール選手たちが楽しんだ、可愛らしく小さな国民的お菓子。
スポーツ界で愛されたメイド・イン・ジャパン
2023年も残すところあとわずか。今年もスポーツ界では様々な名場面が生まれたが、国際大会などで海外選手、関係者から日本製品への好評の声も多数集まった。「スポーツ界で愛されたメイド・イン・ジャパン」と銘打ち、話題になった製品・商品を扱う企業に反響や好評の理由について取材した。第6回は大きなバスケットボール選手たちが楽しんだ、可愛らしく小さな国民的お菓子。
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9~10月に大きな盛り上がりを見せたバスケットボールのワールドカップ(W杯)。日本代表が48年ぶりに自力での五輪出場権を獲得し、ファンは熱狂に包まれた。
そんな中、大会公式インスタグラムが紹介したのは、なぜかフィリピン会場で試合をしていた海外選手たちに、日本のお菓子を差し出した映像だった。2メートル近い大きな選手たちが、指でちょこんと摘まんだのは国民的お菓子「アポロ」だった。
ギリシャのタナシズ・アデトクンボは「小さいカップケーキみたい。ストロベリーチョコレートか、俺は好きだよ」と感想を話し、メキシコのガブリエル・ギロンも「ストロベリーか、美味しいよ」。ギリシャのトーマス・ウォーカップは「すごく甘そう。うん、甘いね。小さいストロベリーチョコレートカップケーキだな。全部食べちゃうかも」と虜になっていた。
「とんがりコーン」とともに、海外選手には大好評。海外のバスケファンからも「日本のお菓子。美味しいよね」「ワオ!」「いろんなお菓子や食べ物を試してもらったビデオを全部アップロードして!!」などと注目を浴びた舞台裏映像だった。
アポロの製造元・明治の担当者に海外で話題となったことを聞くと「海外の方からアポロの形や連食性を評価いただけたことに関し、素直に嬉しく思います」と驚いた様子で、「見た目が可愛くユニークな形で楽しい点、小粒で食べやすく連食性がある点が要因ではないかと考えております」とウケた理由を推測していた。
インバウンド需要も確認されており、海外から人気のお菓子の一つとなっている。単なるストロベリーチョコではなく、サイズや形にこだわった結果が出た。「笑顔と安心、ちょっとした幸せを与えてくれるいちご味のかわいい小粒チョコとして、海外に広めていきたいと考えております」とコメントしている。
(THE ANSWER編集部)