大谷翔平と「比べられるのは耐えられない」 ジ軍入りイ・ジョンフが“超謙虚”なワケ「すでに世界最高」
韓国プロ野球のキウムでプレーしてきたイ・ジョンフ外野手は、ポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦し、ジャイアンツと6年総額1億1300万ドル(約162億円)という巨額の契約を交わした。大谷翔平投手が移籍したドジャースとは同じナ・リーグ西地区のライバル球団。米国で行われた入団会見だけでなく、韓国で行われた帰国会見でも大谷と比較する質問が飛ぶ中、本人は「比べないでほしい」と一貫した答えで注目を集めている。
ドジャースとライバル関係のジャイアンツに入団
韓国プロ野球のキウムでプレーしてきたイ・ジョンフ外野手は、ポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦し、ジャイアンツと6年総額1億1300万ドル(約162億円)という巨額の契約を交わした。大谷翔平投手が移籍したドジャースとは同じナ・リーグ西地区のライバル球団。米国で行われた入団会見だけでなく、韓国で行われた帰国会見でも大谷と比較する質問が飛ぶ中、本人は「比べないでほしい」と一貫した答えで注目を集めている。
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韓国メディア「スポーツ東亜」が「比べられるのは耐えられない…謙虚さ見えたイ・ジョンフ」という見出しで記事を展開。本文では15日(日本時間16日)にジャイアンツの本拠地オラクルパークで行われた記者会見で、イ・ジョンフが「答えに窮した質問が一つだけあった」としている。米国の報道陣からの「同地区のドジャースが大谷を迎え入れたことについてどう思うか」という質問。これに「一生懸命やります」とだけ答えた。
19日に仁川空港で行われた帰国会見でも、スタンスは変わらず。記事は「彼はまず『私は大谷選手と比べられるのが耐えられない選手』として謙虚な姿勢を見せた」と伝えている。
続けて「大谷選手はすでに世界最高の野球選手です。しかし私はまだ(大リーグ生活を)始める段階です。そもそも比べられないので、そんなにライバル関係と見られなければいいのですが…」と口にしたという。
記事は「サンフランシスコでの入団会見と帰国記者会見での彼の態度は一貫していた。ファンの関心は理解するが、大谷と無理やり結びつけるのはできるだけ避けたいようだった」としている。
イ・ジョンフはかつて中日でもプレーしたイ・ジョンボム氏を父に持ち、名古屋の病院で生まれたという縁もある。韓国プロ野球では2017年の高卒1年目から大活躍し、ここまで7年間でリーグ史上最高の通算打率.340を残している。イ・ジョンボム氏がそのスピードから「風の息子」と呼ばれていたことから、その息子で「風の孫」というニックネームがある。
(THE ANSWER編集部)