イクイノックスでも世界7位 世界の競走馬歴代賞金ランクに日本人驚き「日本馬が独占かと…」
今年の日本競馬の締めくくりとなるG1有馬記念(芝2500メートル)が24日、中山競馬場で行われる。「世界最強」のイクイノックスが電撃引退、今年の3歳牝馬三冠のリバティアイランドも休養ということで、1着賞金5億円のビッグレースは混戦ムードだ。クリスマス決戦を前に、海外専門メディアは「史上最も稼いだ12頭」を紹介。日本人ファンから「日本馬が独占してるのかと思った」「パンサラッサが入ってる!」など結果を意外に感じる声が上がっている。
海外競馬専門メディアが紹介
今年の日本競馬の締めくくりとなるG1有馬記念(芝2500メートル)が24日、中山競馬場で行われる。「世界最強」のイクイノックスが電撃引退、今年の3歳牝馬三冠のリバティアイランドも休養ということで、1着賞金5億円のビッグレースは混戦ムードだ。クリスマス決戦を前に、海外専門メディアは「史上最も稼いだ12頭」を紹介。日本人ファンから「日本馬が独占してるのかと思った」「パンサラッサが入ってる!」など結果を意外に感じる声が上がっている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
上には上がいる。海外競馬専門サイト「ワールドホースレーシング」の公式X(旧ツイッター)は「史上最も稼いだ12頭の競走馬を一緒にカウントダウンしていこう」とつづり、12位から発表していった。
いきなり登場したのがパンサラッサ。2021年に重賞初勝利を挙げると翌2022年にはドバイターフ(UAE)でG1初制覇を果たし、天皇賞・秋ではイクイノックスに最後とらえられたものの、大逃げで2着に残ってファンを沸かせた。今年2月にはG1サウジカップを逃げ切って1着賞金1000万ドル(約13億円=当時)を獲得。11月のジャパンカップを最後に現役生活を終え、総賞金は1406万9332ドル(約18億4466万3500円)となった。
11位に1415万5538ドルでアーモンドアイがランクイン。牝馬三冠を含む日本馬歴代最多のG1級競走9勝で総賞金は19億1956万3900円と稼いだが、世界ではベスト10にも入っていない。10位のカリフォルニアクローム、9位のカントリーグラマー(ともに米国)、8位ロマンチックウォリアー(香港)を挟み、7位に1582万7183ドルでイクイノックスが早くも登場。海外G1は今年3月のドバイシーマクラシックの1勝だけだが、通算成績9戦7勝、2着2回のほぼ完璧な結果を残し、日本歴代1位の22億1158万2100円を稼ぎ出した。
5位の英国馬ミシュリフからサンダースノー、アロゲート、ウィンクスと上がり、1位は香港馬ゴールデンシックスティ。10日の香港マイルを圧勝してG1・10勝目を飾り、総賞金は2127万7710ドル(約30億6400万円)となった。
この結果に、日本人ファンからは「日本馬が独占してるのかなと思ったけど3頭だけだった」「ここにパンサラッサが入っているのか」「この中にパンサラッサ入ってるのホンマ」など驚きともとれるコメントが。賞金が高いとされる日本競馬での活躍馬でも上位の壁は厚いようだ。
※獲得賞金ランキング(ワールドホースレーシング調べ)
1位 ゴールデンシックスティ(香港) 2127万7710ドル
2位 ウィンクス(オーストラリア) 1775万2970ドル
3位 アロゲート(米国) 1742万2600ドル
4位 サンダースノー(英国) 1651万1476ドル
5位 ミシュリフ(英国) 1603万4853ドル
6位 ガンランナー(米国) 1598万8500ドル
7位 イクイノックス(日本) 1582万7183ドル
8位 ロマンチックウォリアー(香港) 1536万9418ドル
9位 カントリーグラマー(米国) 1492万1320ドル
10位 カリフォルニアクローム(米国) 1475万2650ドル
11位 アーモンドアイ(日本) 1415万5538ドル
12位 パンサラッサ(日本) 1406万9332ドル
(THE ANSWER編集部)