「大谷は神か?違うだろう」 同地区Dバックスオーナーが示した攻略への自信「彼はDHだったぞ」
米大リーグ・ドジャースに入団した大谷翔平投手との対戦を、同地区ライバル球団オーナーが早くも心待ちにしているようだ。今季ワールドシリーズに進出したダイヤモンドバックスのオーナーのケン・ケンドリック氏は米メディアに対し「彼(大谷)は神の再臨か? 違うだろう」と“打倒・大谷”に自信を示している。
ケン・ケンドリック氏が大谷に言及
米大リーグ・ドジャースに入団した大谷翔平投手との対戦を、同地区ライバル球団オーナーが早くも心待ちにしているようだ。今季ワールドシリーズに進出したダイヤモンドバックスのオーナーのケン・ケンドリック氏は米メディアに対し「彼(大谷)は神の再臨か? 違うだろう」と“打倒・大谷”に自信を示している。
米アリゾナ州地元ニュースサイト「AZセントラル.com」は「ダイヤモンドバックスのケン・ケンドリックが大谷、チェイスフィールドの将来、テレビ契約、記録的ペイロールについて語る」との見出しで記事を掲載。記事によると、ナ・リーグ西地区のライバル球団に加入した大谷について、ケンドリック氏は「(大谷と)対戦しなければいけないのは我々にとっていいことだと思う」と発言。このように説明した。
「最後に見た時、彼は9人のうちの1人だった。それに指名打者だったぞ。彼は偉大な選手だ。でも、彼は神の再臨か? 違うだろう。あのような才能を持った選手がチームにいてほしいか? もちろんだ。みんなそうだろう。対戦を楽しむよ」
ケンドリック氏は、大谷が偉大な選手だと認めつつも、あくまで相手ナインの1人に過ぎないと強調した。同球団のマイク・ヘーゼンGMは「球界で最もタフな地区だ」と大谷加入の影響を指摘。「そこで競争するのは嬉しい。正直に言って、162日間全力を尽くさなければいけない地区は、我々をより良いチームにしてくれる。今季はレギュラーシーズンでコテンパンにされたことで、プレーオフに入ってからはそれに慣れていたから助けになったんだ」と語った。
今季ダイヤモンドバックスは同地区でドジャースに16ゲーム差をつけられたものの、プレーオフでは直接対決で勝利。そのままの勢いでナ・リーグを制した。ケンドリック氏は「彼ら(ドジャース)との対戦はすでに楽しんでいるんだ。少なくとも最後に対戦した時はね」と口元を緩めていた。
(THE ANSWER編集部)