大谷翔平の人柄と情熱に魅了されたドジャース幹部 1014億円契約に繋がったのは「難局への対処」
米大リーグ・ドジャースは14日(日本時間15日)、本拠地ドジャースタジアムで大谷翔平投手の入団会見を行った。スーツ姿で登壇した大谷は、真新しいドジャースの背番号17のユニホームにそでを通し、ブルーのキャップも被って笑顔を見せた。同席したアンドリュー・フリードマン編成本部長は「ショウヘイは私たちが長らく敬服してきた選手」と称賛。二刀流としての能力はもちろん、野球に対する情熱や人柄を高く評価してきたことを熱弁した。
大谷がドジャース入団会見
米大リーグ・ドジャースは14日(日本時間15日)、本拠地ドジャースタジアムで大谷翔平投手の入団会見を行った。スーツ姿で登壇した大谷は、真新しいドジャースの背番号17のユニホームにそでを通し、ブルーのキャップも被って笑顔を見せた。同席したアンドリュー・フリードマン編成本部長は「ショウヘイは私たちが長らく敬服してきた選手」と称賛。二刀流としての能力はもちろん、野球に対する情熱や人柄を高く評価してきたことを熱弁した。
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MLB公式のYouTubeチャンネルでも生中継された会見。フリードマン編成本部長は「今日、ショウヘイ・オオタニをここで紹介できて本当に興奮しています」と切り出し、「ショウヘイはほぼ間違いなく、このゲーム(野球)をこれまでプレーした人の中で最も才能に溢れた選手。ショウヘイは私たちが長らく敬服してきた選手です」と絶賛した。
「フィールド上での能力は明らかです」としつつ、「しかし、この過程を通して、私たちは彼がいかにこのゲームに対して情熱を持っているか知ることができました。それが私たちにとって際立っていたことです」と熱意に魅了されたと説明。「特にWBCを見ていて感じたのは、彼が難局に際してうまく対処する能力を持っていること、最も緊張感の高い場面も楽しみ、大舞台で実力を発揮できるということです」と勝負強さも評価した。
長年大谷のことを追っていたフリードマン編成本部長。10年7億ドル(約1014億円)という巨額契約が米メディアに報じられている。「ショウヘイについて、ここ数年でより称賛するようになった数多くのことの1つは、どんなスコアになろうとも、決して1球も無駄にしないことです。チームが大勝しているときでも、大敗しているときでも、全ての球に全力を注ぎ、内野ゴロをヒットにできるようにと全速力で走るところを見てきました」と、試合に対する姿勢に感銘を受けていたことを明かした。
「彼は今季は登板しませんが、投打で試合に影響を与える彼の能力は唯一無二です。間違いなく、世界中の子どもたちに刺激を与えるでしょう」と、野球の魅力を後世に伝える存在としても期待。「私たちの目標の1つは、日本の野球ファンをドジャーブルーに変えること。ショウヘイが他のチームメートとともに、このゲームとドジャース野球の情熱を日本全国に広げる助けになってくれるでしょう」と野望を打ち明けた。
(THE ANSWER編集部)