大谷がドジャース入団会見

　米大リーグ・ドジャースは14日（日本時間15日）、本拠地ドジャースタジアムで大谷翔平投手の入団会見を行った。スーツ姿で登壇した大谷は、真新しいドジャースの背番号17のユニホームに袖を通し、ブルーのキャップも被って笑顔を見せた。会見では話題になった犬について、名前が「デコピン」であると明かした。米国の人に向けては「呼びやすい『ディコイ』というようにしています」と笑顔で説明。米記者も「速報」「伝説的だ」などと続々と反応した。

　会見中、米メディアからMVP発表時に話題になった犬の名前について質問が飛んだ。大谷は「デコピン」であると明かし、「こっちの人はあまり発音的に難しいので、元の名前が『ディコイ』というので、こっちの人に紹介するときは呼びやすい『ディコイ』というようにしています」とにこやかに説明した。

　11月、MVPが発表されたMLB専門局「MLBネットワーク」の番組内でリモート出演した大谷の隣にいた可愛らしい犬が話題になっていた。専門家によると「コーイケルホンディエ」という犬種と判明。オランダ発祥の希少な犬種で、大谷と触れ合う姿がファンから大注目されていた。

　米記者もX（旧ツイッター）上で続々と反応するなど騒然。カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者は「この冬最大の謎が解けた」と投稿。同紙のビル・シャイキン記者も「速報：ショウヘイ・オオタニは、彼の犬の名前は日本語だと話した。アメリカンネームはディコイだ」と伝えた。

　MLB公式のサラ・ラングス記者は「オオタニの犬の名前がディコイなのは野球史上、私の最もお気に入りのストーリーラインだ」とポスト。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストで大谷の大ファンで知られるベン・バーランダー氏は「ショウヘイ・オオタニの犬の名前？　ディコイ。伝説的だ」とつづった。