井上尚弥に続く4団体統一王者は誰だ 中谷潤人がついにバンタム級参戦、隣りの拓真を「意識する」
ボクシング興行「Prime Video presents Live Boxing」の第6弾と第7弾の概要が14日、都内の会見で発表された。第6弾は1月23日にエディオンアリーナ大阪で、第7弾は2月24日に東京・両国国技館で開催。第7弾に出場する前WBO世界スーパーフライ級王者・中谷潤人(M.T)は、WBC世界バンタム級王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に挑戦する。勝てば3階級制覇だが、その先の4団体統一も見据えた。両興行はAmazon プライム・ビデオで生配信される。25歳の中谷は26勝(19KO)、27歳のサンティアゴは28勝(14KO)3敗5分け。
「2.24」に中谷&井上拓真&田中恒成
ボクシング興行「Prime Video presents Live Boxing」の第6弾と第7弾の概要が14日、都内の会見で発表された。第6弾は1月23日にエディオンアリーナ大阪で、第7弾は2月24日に東京・両国国技館で開催。第7弾に出場する前WBO世界スーパーフライ級王者・中谷潤人(M.T)は、WBC世界バンタム級王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に挑戦する。勝てば3階級制覇だが、その先の4団体統一も見据えた。両興行はAmazon プライム・ビデオで生配信される。25歳の中谷は26勝(19KO)、27歳のサンティアゴは28勝(14KO)3敗5分け。
中谷はWBCカラーの緑色のネクタイで会見に出席した。辰吉丈一郎、長谷川穂積、山中慎介、井上尚弥ら数々の日本人ボクサーが就いたWBC世界バンタム級王座。日本人ファンにも馴染み深いベルトだが、中谷にも同様だ。
「バンタム級でWBCは日本人にも歴史あるタイトルなので、挑戦を決めました。WBCのバンタム級は小さい頃から見てきたベルト。目標の一つとしているタイトルでした。嬉しいし、光栄。こういう舞台に立てるというのを小さかった自分に教えてあげたいし、しっかり獲得したい」
減量苦のあったスーパーフライ級はこの日までに王座返上。2階級制覇したが、ともに王座決定戦だった。世界王者への挑戦は初めてとなり「モチベーションはこっちが楽。挑むだけなので。この方が気持ちも入る」と頼もしい。制限体重は1.4キロ重い53.5キロ。「その分、最後のひと絞りが変わる。質の高いパフォーマンスが発揮できると思う」と力を込めた。1月4日から1か月の米国合宿を予定する。
サンティアゴは7月のWBC世界同級王座決定戦で元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)に3-0の判定勝ち。井上尚弥(大橋)が返上した王座を獲得した。中谷は印象を明かす。
「あまり身長が大きくない、小さい選手。出入りができるし、パワーボクシングもできる。僕の長い距離を使いつつ、近い距離でも使い分けながら倒したい。ファイタータイプの選手なので、気を引き締めて練習に励みたいですね」