大谷のドジャース入りを歓迎するチームメート

　米大リーグ・ドジャースへの入団が発表され、10年総額7億ドル（約1014億円）の契約であると米メディアに報じられている大谷翔平投手。超大物の獲得にチーム内は盛り上がりを見せる中、日本人ファンの間で早くも“イケメン”として注目を集めているジェームズ・アウトマン外野手が米メディアの取材に対し「かなりすごいことになる」と期待を高めている。

　2018年のドラフト7巡目（全体224位）でドジャース入りした26歳アウトマン。5年目の22年にメジャーデビュー、初打席初本塁打を放った有望株で、その年の4試合出場を足がかりに、今季は中堅の定位置を奪った。大谷の入団が決まった直後、一部の日本人ファンはSNS上に「これからドジャースファンになる方にはアウトマンっていうめっちゃかっこいいルーキーがいることを知ってもらいたい」などと投稿。早くも話題になっている選手だ。

　米衛星ラジオ「シリウスXM」のMLB専門番組「MLBネットワーク・ラジオ」公式X（旧ツイッター）はアウトマンに対して取材した際の音声を公開。ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、大谷と並ぶ打線が予想されることについて、アウトマンは「ものすごいことになるだろうね。この目で見るのが待ちきれない」と語った。

　さらに「春季キャンプで彼ら（ベッツとフリーマン）が打っているのを見て『こいつらスゲーな』って思ったんだ。彼らは我々チームをシーズン通じて牽引してくれた。彼らと同レベルの選手をもう1人獲得できたなんて、見るのがワクワクするね。たくさんのことが学べるだろうし楽しみだ」と続けたアウトマン。すでに心を躍らせているようだ。