ストリコバから名づけられたあだ名は「シンカンセン」

　ストリコバからニックネームをつけられていることを明らかにした大坂。「彼女はあなたのことを何と呼ぶんですか？」という再度の質問に、大坂は「シンカンセン。日本の特急電車です。何でそう呼ばれるのかわからないけれど…」と繰り返していたという。

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　大坂は時速200キロという男子顔負けのパワフルなサービスと強烈なストロークを武器とする。攻勢に出る大坂の姿は、ストリコバには、日本が誇る名物の一つで、時速300キロ以上を記録する「新幹線」を彷彿とさせたのかもしれない。

「理由？　本当にわからないの。でも、クールでしょう。だから、私は頂戴することにするわ」と大坂は当時笑顔で語っていたという。

　全米オープンを制覇し、とどまるところ所を知らない新幹線ナオミ号。“意外な因縁”の相手ストリコバも、持ち前の新幹線のような強烈なサーブとストロークで圧倒できるだろうか。