減少する野球競技人口に侍J・井端監督が願い 小学生と交流「やりたいなという子が増えたら」
「NXグループ×侍ジャパン」による野球教室が10日にNIPPON EXPRESS浦和ボールパークで行われ、侍ジャパンの井端弘和監督、金子誠ヘッドコーチ、吉見一起投手コーチらが約120人の小学生に熱心に指導した。野球初心者の子供も参加し、11月のアジアチャンピオンシップで優勝に導いたばかりの井端監督は「今日をきっかけにやりたいなという子が増えてくれたらうれしい」と期待した。
「NXグループ×侍ジャパン」野球教室で小学生約120人を指導
「NXグループ×侍ジャパン」による野球教室が10日にNIPPON EXPRESS浦和ボールパークで行われ、侍ジャパンの井端弘和監督、金子誠ヘッドコーチ、吉見一起投手コーチらが約120人の小学生に熱心に指導した。野球初心者の子供も参加し、11月のアジアチャンピオンシップで優勝に導いたばかりの井端監督は「今日をきっかけにやりたいなという子が増えてくれたらうれしい」と期待した。
井端監督、金子・吉見両コーチは社会人野球・日本通運の選手とともに講師役を務め、埼玉県の野球連盟関係者、NXグループ関係者の子供ら約120人に対して約2時間、直接指導を行った。晴天の下で守備、バッティング、キャッチボール、トレーニングの4つのグループに分かれて指導が行われ、終始賑やかだった。
キャッチボールを指導した吉見コーチは、メンタルの重要性を伝えた。コントロールに自信がある子供を2人選出させ、ボールだったら「全員で腿上げ50回」と指示すると、子供たちは真剣な表情に。惜しくもボール判定を受けると、全員で元気よく腿上げをした。
「野球はプレッシャーがかかる。それを乗り越えなければいけない。乗り越えたときに大きく成長できる」と吉見コーチ。さらに「ピッチャーをやるときに大事なことは?」という質問には「バッターを抑えることが自分の役割なんだという気持ちを持って」と、強い気持ちで挑むことの大切さを伝えた。
野球教室には未経験の子供たちも参加。井端監督は「止まって捕ることから始めよう」とボールを捕球する動作を、吉見コーチはボールを投げる際の基本動作や、重心移動について丁寧に指導していた。