マジック・ジョンソン、JJ・ワット、マホームズも驚き

　米大リーグ・エンゼルスからフリーエージェント（FA）となっていた大谷翔平投手が9日（日本時間10日）、インスタグラムでドジャース移籍を発表した。複数の米メディアは10年総額7億ドル（約1014億円）のメジャー史上最高＆北米プロスポーツ最高額と報道。驚きの巨額契約だったが、全米の各スポーツ界の超有名選手らにも衝撃を与えている。

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　世界の歴史的スーパースターたちもSNSで続々と反応していた。声をまとめたのはMLB公式インスタグラム。それぞれの画像付きで「みんながショウヘイの新契約について話している」と紹介した。バスケ界のレジェンドでドジャースの共同オーナーを務めるマジック・ジョンソン氏はこうつづったという。

「ドジャー・ブルー（のユニフォーム）を着る決断をしてくれたショウヘイに大感謝！　世界中のドジャースファンが、君が私たちの組織に加入してくれて大喜びで興奮していると思う。ドジャー・ネーションへようこそ！」

　さらに生きる伝説、レイカーズのレブロン・ジェームズに対し、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の名物コメンテーター、スキップ・ベイレス氏は「レブロン、席を譲って。あなたは今やハリウッドの2番目のスポーツスターになってしまったのだから」と投げかけている。レイカーズで一時代を築いたリック・フォックス氏も「私にとってLAにいたことは正解だったよ！」と反応したという。

　米国で人気の高いアメフト界では、昨季限りで引退したJJ・ワット氏が「プロのレベルで両方できるのは想像できないよ。彼は正気の沙汰ではないよ」などと記載。プロボウル選出5回、最優秀守備選手賞受賞3回を誇るスーパースターも驚いたようだ。

　一方、パトリック・マホームズも「ブラザーよ！　マジか！　おめでとう！」と祝福。2020年7月には、チーフスと「10年総額5億300万ドル（当時約540億円）」というNFL史上最高額で契約延長に合意したと報じられた名手も注目した。大谷の契約は全米を揺るがすニュースだったようだ。