大谷翔平に投じた1014億円「6~7年で元取れる」 米メディアが見出す妥当性「彼はお金の工場」
米大リーグのエンゼルスからフリーエージェント(FA)になっていた大谷翔平投手が9日(日本時間10日)、来季からドジャースに移籍すると自身のインスタグラムで発表した。さらに米国の各メディアは、大リーグ史上最高額となる10年総額7億ドル(約1014億円)の契約だと伝えている。プロスポーツ選手の契約として最大という見方もある中、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」はこの契約の妥当性について検証している。
ドジャースと大谷翔平の契約は大リーグ史上最高額だが…
米大リーグのエンゼルスからフリーエージェント(FA)になっていた大谷翔平投手が9日(日本時間10日)、来季からドジャースに移籍すると自身のインスタグラムで発表した。さらに米国の各メディアは、大リーグ史上最高額となる10年総額7億ドル(約1014億円)の契約だと伝えている。プロスポーツ選手の契約として最大という見方もある中、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」はこの契約の妥当性について検証している。
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「ドジャースとショウヘイ・オオタニの7億ドルの契約は良いものだったか?」という記事で伝えたもの。「史上最高の選手は史上最高額の給与を受ける運命にあった」とする一方で「彼にそのお金の価値があるのか? この契約を満たすことはできるのか? そしてドジャースは2度目の右肘の手術からリハビリ中の選手にこれほどの資産を投資したのは賢明だったのか?」という疑問も提示している。
そこで検証しているのが、大谷の“収益性”だ。
「オオタニはこれまでのところ、試合で最も市場価値のある選手だ」と言い切る根拠として、あるMLB関係者による「6、7年以内には元を取れるだろう。彼は文字通りお金の工場だ。広告だけでさえも。日本からもみんなが注目している。彼らにとって彼はマイケル・ジョーダンのような、テイラー・スウィフトのような存在だ」という言葉を紹介している。
なぜかと言えば「オオタニの存在は、彼のチームをすぐに国際的に重要なものにする」からだ。「すべての試合が日本で生中継されるだろう。そして近年では、エンゼルスタジアムの看板のかなりの部分を日本の広告が占めている。彼のユニホームは試合で一番人気だった。そしてファンたちは彼に会うために地球の裏側からやって来た」と、日本からの投資や消費を呼び込む存在だとしている。
そして結論として「単純に言えば、この高額な契約のリスクは、オオタニをロースターに入れることによって保証される収益源によって最小限に抑えられるということだ」としている。大谷が健康に稼働し、ロースターに名前がある限り、この途方もない契約も回収可能な投資と認識されているようだ。
(THE ANSWER編集部)