エンゼルスからドジャースに移籍

　米大リーグ・エンゼルスからフリーエージェント（FA）となっている大谷翔平投手が9日（日本時間10日）、自身のインスタグラムでドジャースに移籍すると発表した。エンゼルスの本拠地では巨大看板が撤去されるなど、悲しい空気も漂ったと米記者が伝えたが、あるエンゼルスファンの行動には「彼らが気の毒だ」「私も同じことをする」などと反響が集まった。

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　大谷の看板が撤去される画像をX（旧ツイッター）に公開したのは、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者。「多くのエンゼルスファン、オオタニのファン、そして何人かのドジャースファンでさえも敬意を払うために来ていた。通夜のような感じだった」と現場の様子を報じたが、あるエンゼルスファンの行動を写真でも伝えていた。

「SHOHEI OHTANI」の名前が刻まれた地面のレンガに添えるように、真っ赤なバラの花束が2つ置かれていたのだ。この写真を米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」公式Xも「今日ニュースが流れた後、エンゼルスのファンはエンゼルスタジアムの外にあるショウヘイ・オオタニのレンガの隣にバラを置いた」と伝えた。

　悲しみに暮れたエンゼルスファンの行動。米ファンからは「これはいつもスポーツよりも少し深いもの。良いニュースは、来年彼のプレーを見るために遠くまで旅行する必要がないことだ」「なんて悲しいファンベースだ」「ファンを責めることはできない」「行ってしまったが、忘れることはない」「彼らが気の毒だ」「ちょっとドラマチックね」「私も同じことをするだろうね」などと感銘を受けた様子のコメントも書き込まれていた。