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58歳の新人ボクサーが衝撃の敗北 開始5秒で仰向けダウン→46秒TKO負けに英紙注目「残酷な敗戦」

米テネシー州で5日(日本時間6日)、58歳の元ニュースキャスターがプロボクシングデビューを果たした。36歳年下の相手に果敢に挑んだが、開始わずか5秒でダウン。一度は立ち上がるも、1分持たずにTKO負けを喫した。英紙「デイリー・メール」は「世界最高齢のウェルター級ボクサーがプロデビュー戦で残酷なノックアウトを経験する」と伝えている。

開始5秒でダウンしたスコット・イングランド(画像はFITEのXのスクリーンショットより)
開始5秒でダウンしたスコット・イングランド(画像はFITEのXのスクリーンショットより)

元ニュースキャスターの58歳がプロデビューするも1分持たず

 米テネシー州で5日(日本時間6日)、58歳の元ニュースキャスターがプロボクシングデビューを果たした。36歳年下の相手に果敢に挑んだが、開始わずか5秒でダウン。一度は立ち上がるも、1分持たずにTKO負けを喫した。英紙「デイリー・メール」は「世界最高齢のウェルター級ボクサーがプロデビュー戦で残酷なノックアウトを経験する」と伝えている。

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 強烈なカウンターを受け、仰向けにぶっ倒れた。米イリノイ州放送局「WAND TV」の元キャスター、スコット・イングランドはこの日、22歳のジャショーン・ハンターを相手に初めてプロボクシングのリングに上がった。ゴング直後から積極的にジャブを繰り出すも、開始5秒でカウンターを食らってダウン。なんとかロープの助けを借りて立ち上がり、ファイティングポーズを取った。

 試合は続行されたが、さらに数発パンチを顔にもらってふらつくと、セコンドがタオルを振って“降参”。開始46秒でTKO負けとなった。同紙は「世界最高齢のウェルター級ボクサーと呼ばれてきたスコット・イングランドが、米国でのデビュー戦の第1ラウンドで残酷な敗戦を喫した」と報じた。

 同紙はイリノイ州地元紙「ヘラルド&レビュー」に語ったイングランドのコメントを引用。「この子は私を速いパンチで捉えた。見えなかった。いいパンチだったよ。私はどこにいるのか分からなかった。記憶が全くなかった」などと試合を振り返った。

 記事では「イングランドがテネシー・アスレチック・コミッションからボクシングライセンスを与えられ、リングに上がることを許された決断をボクシングファンは非難してきた」と今回の対戦に否定的な声があったことを紹介。イングランドはこの試合を最後に引退する意向だという。

(THE ANSWER編集部)

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