山本由伸に迫る「441億円の取引」 MLB公式が注目する過去6人しかいない「かなりの偉業」
米大リーグの各球団首脳などが集まるウインターミーティングが4日(日本時間5日)に米テネシー州ナッシュビルで開幕した。大きな話題となっているのが、オリックスからポスティングシステムを利用しての米球界移籍を目指す山本由伸投手。ここにきて“相場”が急騰しており、MLB公式も「3億ドル(約441億7900万円)の取引となるか」との展望を伝えている。
ウインターミーティングが開幕
米大リーグの各球団首脳などが集まるウインターミーティングが4日(日本時間5日)に米テネシー州ナッシュビルで開幕した。大きな話題となっているのが、オリックスからポスティングシステムを利用しての米球界移籍を目指す山本由伸投手。ここにきて“相場”が急騰しており、MLB公式も「3億ドル(約441億7900万円)の取引となるか」との展望を伝えている。
記事は「オフシーズンが進むに連れて、ヤマモトの市場はより競争的になっている」と展望している。さらに米メディア「ジ・アスレチック」のジム・ボーデン記者の報道を引用し「この25歳のエースは史上で最も求められている」と伝えた。「ショウヘイ・オオタニが話題となっているフリーエージェントの期間ではかなりの偉業だ」と、大谷に次ぐ話題を集めているのを驚きをもって報じている。
獲得に向けて各球団が激しい競争を繰り広げていると見ており「競争は右腕にとって良いニュースにしかならない」とした。オフに突入する際、米最大の移籍サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は9年総額2億2500万ドル(約331億3400万円)の契約を結ぶと予想していたのを引き合いに「その数字は上がるばかりだ。ボーデンによると、ヤマモトは市場で3億ドル近く受け取る可能性があるという」と、総額で3億ドルの大台に突入するとみている。
これは歴史的な数字で、記事は「過去に市場で3億ドル以上を受け取った選手は6人だけで、投手としてはゲリット・コール(9年で3億2400万ドル=約476億9370万円)だけであった」と指摘。その上で、大谷に劣らない注目を集める山本に「日本プロ野球のスターであり、市場で最年少のフリーエージェントの1人であるヤマモトも、このオフシーズンに3億ドルの契約を結ぶことが可能であるようだ」と引き続き、熱い視線を送っている。
(THE ANSWER編集部)