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山本由伸&佐々木朗希に肩を並べる高評価 米国でもドラ1級と米メディアが注目した21歳日本人投手

今オフの米大リーグは、山本由伸投手(オリックス)や今永昇太投手(DeNA)ら、日本からポスティングシステムを利用して米球界移籍を目指す選手が大型契約を結ぶとの観測が飛び交っている。そんな中で日本球界の選手も“有望株”の段階から注目されるようになっており、今季パ・リーグ新人王に輝いたオリックスの山下舜平大投手はすでに、山本や佐々木朗希(ロッテ)といった投手と同等の評価を受けている。

佐々木朗希(右)と山本由伸【写真:Getty Images】
佐々木朗希(右)と山本由伸【写真:Getty Images】

パ新人王に輝いたオリックス3年目、山下舜平大に集まる注目

 今オフの米大リーグは、山本由伸投手(オリックス)や今永昇太投手(DeNA)ら、日本からポスティングシステムを利用して米球界移籍を目指す選手が大型契約を結ぶとの観測が飛び交っている。そんな中で日本球界の選手も“有望株”の段階から注目されるようになっており、今季パ・リーグ新人王に輝いたオリックスの山下舜平大投手はすでに、山本や佐々木朗希(ロッテ)といった投手と同等の評価を受けている。

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 米国のデータサイト「ファングラフス」が公開した、海外リーグでプレーする選手のスカウティングレポートで名前が出たもの。「現在のスーパースター」として山本、佐々木、村上宗隆内野手(ヤクルト)、韓国のキウムからこのオフにポスティングされるイ・ジョンフ外野手に加え、山下の名前が挙げられている。

 記事は「このセクションから浮上しているのは、21歳の右腕であるシュンペイタ・ヤマシタで、2023年に球速が大幅に上昇した」と山下を紹介。2020年秋のドラフトで、オリックスの1位指名を受け福岡大大濠高から入団すると、3年目の今季は西武との開幕戦で1軍初登板。16試合で9勝3敗、防御率1.61と圧倒的な成績を残した。

 また「ヨシノブ・ヤマモトかロウキ・ササキのどちらが地球上で最高の“有望株”であるという議論があると思うが、どちらも国内選手だったら明日から大リーグにいることになるだろう」「ササキの球は直近のMLBドラフト全体1位のポール・スキーンズ(パイレーツ)よりも明らかに一枚上手だ」と、佐々木の実力もすでに大リーグクラスだと指摘した。

 山下はここでも比較対象となっており「昨年のMLBドラフトにかかっていれば、(年齢的にスキーンズに次ぐ)2人目の大学生投手として候補に挙がっていたはずだ」と、米国の同世代の投手と比較しても上位だとした。

 さらに、昨季の56本塁打から今季は31本塁打に終わった村上についても「信じられないような2022年に比べると活気のないシーズンを送ったが、打者としては彼の年齢では優秀な力をまだ持っている」と評している。

 著者のエリック・ローゲンハーゲン氏はまた「最近のNPBドラフトで、私のお気に入りの見込みのある選手はセイヤ・ヨコヤマだ」とも。上田西高(長野)からオリックスに入団する横山聖哉内野手にもすでに注目。米球界は日本のアマチュア選手にまで注目し始めているようだ。

(THE ANSWER編集部)


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