大谷翔平へ、他球団はできない異例の提案 米メディアが「理にかないすぎている」と指摘した球団は
米大リーグで今オフ最大の関心事となっている大谷翔平投手(エンゼルスからFA)の新天地について、異例すぎる提案がメディアを通じて行われている。獲得レースのダークホースとして浮上しているブルージェイズのバックには、カナダという「国全体の支援」があるというのだ。
ドジャース有利の観測の中で…
米大リーグで今オフ最大の関心事となっている大谷翔平投手(エンゼルスからFA)の新天地について、異例すぎる提案がメディアを通じて行われている。獲得レースのダークホースとして浮上しているブルージェイズのバックには、カナダという「国全体の支援」があるというのだ。
レッズとナショナルズでゼネラルマネジャー(GM)を務めたジム・ボーデン氏が米衛星ラジオ「シリウスXM」のMLB専門番組「MLBネットワーク・ラジオ」に出演し語ったもの。X(旧ツイッター)に公開された動画でボーデン氏は「私たちが期待しているのはドジャースに行くことだとは思うけれど、トロント(ブルージェイズ)の状況を見続けていると、いろんな理由で理にかないすぎているんだ」と指摘した。
その理由として「まず1つ目は、彼が優先するのが勝利ということ。今のブルージェイズの先発ローテーションはドジャースより良い」とした。今季ブルージェイズのチーム防御率はア・リーグ2位の3.78。ケビン・ガウスマンやクリス・バシットら今季規定投球回に達し、2桁勝利を挙げた先発投手が4人もいる。
さらにブルージェイズには「オオタニに費やすためのお金と資源がある」と力説し「国全体もオオタニを後押しできる。トロントという都市だけではなくね」と指摘した。
今やカナダ唯一の大リーグチームとなっているブルージェイズが最後に世界一となったのは30年前の1993年。今季は89勝73敗でア・リーグ東地区3位に終わったものの、ウラジミール・ゲレーロJr.やボー・ビシェットら打線も充実。大谷がそこに加わることはあるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)