[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

東京五輪王者・永瀬貴規が3回戦敗退の波乱「申し訳ないし、情けない気持ちで…」【柔道GS東京】

柔道のグランドスラム(GS)東京大会初日が2日、東京体育館で行われた。男子81キロ級では東京五輪王者の永瀬貴規(旭化成)が3回戦でアゼルバイジャン選手に敗れる波乱。指導3つを取られる反則負けだった。

永瀬貴規(写真は2023年5月)【写真:Getty Images】
永瀬貴規(写真は2023年5月)【写真:Getty Images】

柔道グランドスラム東京

 柔道のグランドスラム(GS)東京大会初日が2日、東京体育館で行われた。男子81キロ級では東京五輪王者の永瀬貴規(旭化成)が3回戦でアゼルバイジャン選手に敗れる波乱。指導3つを取られる反則負けだった。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 開始約2分で極端な防御姿勢・消極的とされ、両者に指導。永瀬はゴールデンスコア方式の延長戦でも指導2つを取られ、反則負けとなった。取材エリアでは「悔しいですね」とポツリ。初対戦の相手に「組み手が上手。力も強い。相手が強かったです」と振り返った。

 2016年リオで銅、21年東京で金。3大会連続のメダルへ早々に代表内定を掴み取った。五輪王者の証しである金色のゼッケンで臨んだ大会で敗戦。「やはり苦しい展開が続いて、なかなか思うような柔道ができない。相手の気迫の方が上回っていた」と認め、大粒の汗を拭いながらこう続けた。

「必要な場面では強引にでもいかないといけない。そういう練習はしてきた。もっともっと詰めていかないと。先手、先手が大事だけど、課題克服は短期間では難しい。国内大会ですし、代表が国内大会に出る数も少ないのでモチベーションはありました。不甲斐ない。申し訳ないし、情けない気持ちでいっぱい。怪我もなく、稽古も積めていたのでコンディションは問題ないです」

 五輪連覇へ課題が見えたのは好材料。「ここがゴールではない。パリ五輪で笑って終われるようにしたい。苦しいけど下を向かず、進んでいきたい」と先を見据えた。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集