日本サッカーは「生きた成功物語だ」 ランク上昇一途の森保Jに中国羨望「我々は二流か三流かの議論」
国際サッカー連盟(FIFA)は11月30日、最新の国際ランキングを発表し、国際試合8連勝中の日本は前回から一つ上げて17位となった。アジア最上位を維持するとともに、因縁の16位ドイツとも1差に急接近。アジアの力を世界に見せつけ続ける森保ジャパンの躍進ぶりに、中国ファンからは「一歩進むごとに足跡一つ」「今、日本男子チームに絶対勝てると言えるチームがいくつあるだろうか」「科学的で着実」といった声が上がっている。
11月30日発表のFIFAランキング
国際サッカー連盟(FIFA)は11月30日、最新の国際ランキングを発表し、国際試合8連勝中の日本は前回から一つ上げて17位となった。アジア最上位を維持するとともに、因縁の16位ドイツとも1差に急接近。アジアの力を世界に見せつけ続ける森保ジャパンの躍進ぶりに、中国ファンからは「一歩進むごとに足跡一つ」「今、日本男子チームに絶対勝てると言えるチームがいくつあるだろうか」「科学的で着実」といった声が上がっている。
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勢いがとどまるところを知らない最近の日本代表。昨年末のカタール・ワールドカップ(W杯)1次リーグでドイツ、スペインのW杯優勝経験国を撃破すると、今年6月から11月にかけて8連勝をマークした。とりわけ目を引いたのは、欧州転戦となった9月にドイツ、トルコ相手にいずれも4得点を奪って快勝。W杯のリベンジを狙ったドイツを“返り討ち”にした格好だ。
先月のW杯アジア2次予選ではミャンマー、シリアを難なく退けて2連勝。今回のさらなるFIFAランキング上昇には中国メディア「ジーボーバ」も注目。「日本は4期連続でランクを上げ、第17位となった」「2023年に入っても日本の代表チームは好調で、ランクは今回、17位まで上がった」などと伝えている。
一方の中国は前回と同じ79位。W杯2次予選初戦はタイに2-1で勝ったものの、続く韓国戦で0-3の敗戦を喫してファンを落胆させていただけに、日本の躍進ぶりを羨望の眼差しのようだ。日本を扱った「ジーボーバ」の記事に対して、中国ファンは「日本サッカーは世界レベルの強いチームになったのに、私たちは中国サッカーがアジアの二流か三流かについて議論している」「一歩進むごとに足跡一つ!」「今、日本男子チームに絶対勝てると言えるチームがいくつあるだろうか」など、日本の強さをたたえるとともに、中国サッカーとのレベルの差を指摘するような風潮が強まっている。
中には「これこそ、生きた成功物語だ」と日本を絶賛したうえで「一世代、一世代が着実に務め、一歩一歩前進して初めて長期的な発展は成し遂げられる」と続けた投稿も。「中国サッカーは、落ち着きなく短期的な効果ばかり追い求めるのをやめ、地に足をつけてサッカーの土壌を培うべきだ。今日はこれに学び、明日はあれに学んで、最終的に何も自分たちの身につかないのでは『邯鄲の歩み(他人の真似をして自分本来のものまで失うこと)』になりかねない」と一貫しない中国の強化体制を嘆く声も上がっている。
(THE ANSWER編集部)