角田裕毅、最終戦の激走は「トップ3」の高評価 F1公式が絶賛「素晴らしいシーズンの終わり方」
自動車レースのF1第23戦、アブダビGPの決勝が26日に行われ、唯一の日本人現役ドライバー角田裕毅(アルファタウリ)は8位入賞を果たした。このレースでのパフォーマンスにはF1公式サイトも注目。パワーランキングでは優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と2位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に次ぐ3位に入り「素晴らしいシーズンの終わり方」とたたえている。
F1公式が発表するパワーランキングで3位に
自動車レースのF1第23戦、アブダビGPの決勝が26日に行われ、唯一の日本人現役ドライバー角田裕毅(アルファタウリ)は8位入賞を果たした。このレースでのパフォーマンスにはF1公式サイトも注目。パワーランキングでは優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と2位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に次ぐ3位に入り「素晴らしいシーズンの終わり方」とたたえている。
角田は自身最高となる予選6番手からスタートし、一時はトップを走行していた。最終ラップは追い上げてきたルイス・ハミルトン(メルセデス)と激しいバトルを展開。一度はパスされたもののすぐに抜き返し8位でフィニッシュした。ファンによる「ドライバー・オブ・ザ・デイ」にも選ばれている。
F1公式X(旧ツイッター)などで発表されたこのレースのパワーランキングを見ると、このレースで今季19勝目を挙げたフェルスタッペンが9.2、ルクレールが8.8、角田は僅差の8.6で3位となっている。
これは5人の審査員が、各GP後に10点満点で採点するもので、高得点をつけた理由を「ツノダは今年、アルファタウリで目覚ましい活躍をし、シーズンを通して大きく前進を遂げた」としたF1公式は、アルファタウリが僅差でコンストラクタ―ズランキングの7位をウィリアムズと争っていたことを紹介。「この日本人レーサーは、チームの目標達成に全力で貢献した」とたたえている。
さらに「彼は予選で輝かしかった。彼らはワンストップ戦略を選んだがうまくいかず8位に終わった。目標には届かなかったが、個人的な観点からすると、彼にとって素晴らしいシーズンの終わり方だった」と今季の戦いに言及。17ポイントを挙げ、ドライバーズランキング14位に入ったことを含めて高く評価しているようだ。
(THE ANSWER編集部)