26日のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで今季を締めた国内女子ゴルフ

　今季の国内女子ゴルフは26日に行われたJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで全日程を終えた。22歳の山下美夢有（加賀電子）が大会連覇を達成し、1988年のツアー制施行後、史上6人目＆史上最年少で2年連続の年間女王に。日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）は表彰式後の写真を公開したが、惜しくも敗れた韓国人ゴルファーの粋な行動やセレモニー時の“ハプニング”など盛りだくさんの内容に、ファンから「感動して涙が込み上げました」「去年も見た景色」といった反響が寄せられている。

　華やかなフィナーレだった。年間女王のタイトルを“防衛”した形となった山下を出場全選手が囲み、手にした大きな赤いクラッカーからのフラワーシャワーで祝福。山下は両手を広げて喜んだ。選手たちは自撮りなどで記念写真を撮影。山下への賛辞とともに、それぞれが1年間の健闘をたたえ合う光景が繰り広げられた。

　JLPGA公式インスタグラムは「今季最終戦を終え、表彰式に参加した選手の様子をお届け　最後には優勝した山下美夢有選手を祝福するフラワーシャワーも行われました」とつづって写真を公開。フラワーシャワーのクラッカーが開かずに不発だった原英莉花や、今季からJLPGAブライトナーに就任した菅沼菜々が選手同士の自撮りや記念撮影に加わる姿なども見られ、セレモニー前には山下と最後まで年間女王争いを繰り広げた申ジエ（韓国）が山下とハグをするなど、感動のシーンも多かった。

　ファンも1年間の戦いを終えた選手たちに感動。「お疲れさまでした」「今年も楽しませてくれました」「去年も見た景色」「山Pバンザ～イ」といった言葉以外にも「フラワーシャワーの準備中、1人で立つ山下選手に、近寄り称えハグする申ジエ選手に感動して涙が込み上げました。素敵な光景でした」といった称賛の声も。また「なぁちゃんの撮影会仕切り役さすがです。協会ブライトナーMVPだと思います！」「小祝さくら選手と菅沼菜々選手のウエア、色違いで可愛い」といった菅沼への声、さらに「岩井姉妹はスピーチを聞く姿勢も素晴らしかった」といった岩井明愛、千怜の姉妹への称賛も寄せられている。