年間女王・山下美夢有に敗れた韓国ゴルファー、表彰式で一瞬映った粋な行動をファン称賛「素敵です」
女子ゴルフの今季ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは26日、宮崎CC(6497ヤード、パー72)で最終日が行われ、22歳の山下美夢有(加賀電子)が通算10アンダーで大会連覇を達成。1988年のツアー制施行後、史上6人目&史上最年少で2年連続の年間女王に輝いた。試合後のセレモニーでは出場選手が山下を祝福したが、年間女王を争った申ジエ(韓国)がハグをして祝福。その行動にファンから「ハグに感動!」「相手を称える姿は素敵ですね」などの声が上がっている。
今季ツアー最終戦後、表彰式でのワンシーンが話題
女子ゴルフの今季ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは26日、宮崎CC(6497ヤード、パー72)で最終日が行われ、22歳の山下美夢有(加賀電子)が通算10アンダーで大会連覇を達成。1988年のツアー制施行後、史上6人目&史上最年少で2年連続の年間女王に輝いた。試合後のセレモニーでは出場選手が山下を祝福したが、年間女王を争った申ジエ(韓国)がハグをして祝福。その行動にファンから「ハグに感動!」「相手を称える姿は素敵ですね」などの声が上がっている。
出場全選手が集った中で行われた試合直後の表彰式。年間女王に輝き、赤のジャケットを着た山下の背後から申ジエが歩み寄る。そしてうつむき加減だった山下の肩に左手を乗せると、下から覗き込むようにして顔を近づけた。急接近した申ジエの姿に一瞬驚いた表情を見せた山下だったが、すぐに笑顔になりハグを交わした。
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)公式X(旧ツイッター)が、「出場全選手が参加した表彰式 今シーズン共にプレーした選手たちの和気あいあいとしたシーンをお届け」とつづり動画を投稿すると、優勝者を称えた申ジエの行動にネット上のファンが注目。「シンジエさんのハグに感動!優勝者を讃えるリスペクト、スポーツマンシップの行動!人間性の良さを感じる!!」「一年の締めくくりとして良いシーンが見られたと感じてます」「悔しい気持ちもあるに違いないがこうしてお互いに称え合って素晴らしいな!」「いやこれは申ジエさんが素晴らしい」「相手を称える姿は素敵ですね」など称賛の声が相次いだ。
メルセデスランキング2位で、逆転での年間女王を狙って最終戦に臨んでいた申ジエ。6打差の7位でスタートした最終日は13番パー5でイーグルを奪うなど、スコアを3つ伸ばして猛追も及ばず通算5アンダーの4位タイ。それでも35歳のベテランは充実した1年を振り返り、試合後のインタビューでも22歳の年間女王に敬意を払っていた。
(THE ANSWER編集部)