楽々と2階席、しかも逆方向…米データ企業が「人間はこんな風に打たない」と呆れた大谷翔平の一撃
米大リーグ・エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手の5か月前の一打が、いまだに米データ会社に衝撃を与えている。左打者の逆方向弾としては計測史上最速となる打球速度116.1マイル(約186.8キロ)、飛距離453フィート(約138.1メートル)という衝撃弾。「人間はこんな風に野球ボールを打たない」と呆れたように振り返っている。
左打者の逆方向弾としては計測市場最速の衝撃弾
米大リーグ・エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手の5か月前の一打が、いまだに米データ会社に衝撃を与えている。左打者の逆方向弾としては計測史上最速となる打球速度116.1マイル(約186.8キロ)、飛距離453フィート(約138.1メートル)という衝撃弾。「人間はこんな風に野球ボールを打たない」と呆れたように振り返っている。
打った瞬間に確信する一打だった。6月14日(日本時間15日)の敵地レンジャーズ戦。左腕ウィル・スミス投手から左中間に放った21号2ランに再び注目が集まった。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、スタットキャストが導入された2015年以降、左打者の逆方向弾としては計測史上最速の打球速度116.1マイルを記録。打球角度26度、飛距離も453フィートで2階席に楽々と飛び込む衝撃弾だった。
5か月以上が経った25日(同26日)、米国のデータ提供企業「コーディファイ・ベースボール」は公式X(旧ツイッター)に動画を再投稿。「このショウヘイ・オオタニの打球速度と打球角度の組合せはそれだけで十分に感銘を与えるものだが、それが逆方向に行くなんて、ただただとんでもない」と呆れたようにつづった。
さらに「人間はこんなふうに野球ボールを打たない」と、いかに常識外れの一打だったか強調。米ファンからも「現実のものじゃない」「現地観戦だったけど、自分が見たものを理解できなかった。右打者でもあそこまで打たないよ」「あれからずっと混乱している」「この男は怪物だ」と驚嘆の声が寄せられた。半年近くが過ぎても、衝撃は色褪せないようだ。
(THE ANSWER編集部)