ゴルフ年間女王争い中に思わぬ珍事 小走りで申ジエを救った山下美夢有「凄く楽しく回れた」
女子ゴルフの今季ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが23日、宮崎CC(6497ヤード、パー72)で開幕した。メルセデス・ランキングトップ(MR)を走る山下美夢有(加賀電子)、同2位で追う韓国の申ジエ(スリーボンド)がともに69の3アンダーで4位発進。同組だったラウンド中には、申ジエの落とし物を山下が拾って届ける珍事もあった中で伸ばし合いを演じた。
今季最終戦JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが開幕
女子ゴルフの今季ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが23日、宮崎CC(6497ヤード、パー72)で開幕した。メルセデス・ランキングトップ(MR)を走る山下美夢有(加賀電子)、同2位で追う韓国の申ジエ(スリーボンド)がともに69の3アンダーで4位発進。同組だったラウンド中には、申ジエの落とし物を山下が拾って届ける珍事もあった中で伸ばし合いを演じた。
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火花散る年間女王争いの中でほのぼのとした日韓交流が生まれた。7番第1打を終えた後。申ジエが持っていたスコアカードのようなものが風で飛ばされてしまった。同組の山下が拾い上げ、小走りで届けてあげた思わぬ場面。申ジエも感謝を告げたようで、ともに笑顔を浮かべていた。
2年連続年間女王のかかる山下は4バーディー、1ボギー。申ジエとの直接対決について「一緒に回らせてもらって、私自身も気持ちが入って、凄く楽しく回れたのが一番大きいです。明日も一緒に回らせてもらえるので、明日も今日と変わらず同じ感じで」と第2日を見据えた。
一方、申ジエは5バーディー、2ボギー。「(山下が)強い選手なのは知っているから、初日ですけど、最終日みたいないい緊張感を持てて、一緒に回って良かったです」とコメント。「いいショット見るのはいいイメージをもらうし、いい雰囲気をもらって、私もいいプレーができたと思います」と昨季女王に敬意を払った。
両者とともに年間女王の可能性が残るのは、MR3位の岩井明愛のみ。申ジエは今大会単独13位以上、岩井は同5位以上が逆転の最低条件となる。ともに優勝すれば、他の選手の順位にかかわらず自力で年間女王だ。岩井は初日1アンダーで10位。森田遥が5アンダーで単独首位発進した。
(THE ANSWER編集部)