セリーナ暴言の主審、全米決勝以来の違反通告 英紙が異例注目「警告だけに留まった」
テニスの4大大会、全米オープンで世界ランク7位・大坂なおみ(日清食品)が制した女子シングルス決勝で一躍注目を浴びることとなったカルロス・ラモス主審。渦中のポルトガル人審判は16日のデビス杯男子準決勝のクロアチア―米国で、セリーナ戦以来となるコードバイオレーションを言い渡した。英地元紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。
チリッチへコードバイオレーションを通告、英紙が異例の注目
テニスの4大大会、全米オープンで世界ランク7位・大坂なおみ(日清食品)が制した女子シングルス決勝で一躍注目を浴びることとなったカルロス・ラモス主審。渦中のポルトガル人審判は16日のデビス杯男子準決勝のクロアチア―米国で、セリーナ戦以来となるコードバイオレーションを言い渡した。英地元紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。
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準決勝の4試合目。世界ランク6位マリン・チリッチ(クロアチア)は同61位のサム・クエリーに7-6、6-7、3-6、4-6で敗れたが、この試合でチェアアンパイアを任されたのがラモス氏だった。
同紙によると、チリッチがフラストレーションを爆発させ、ラケットをコートに叩きつけるや、ラモス主審は毅然と警告を言い渡したという。
「この試合最初の違反だったので、警告だけに留まった。ポイントは減点されず、チリッチはラモスと言葉をかわすことはなかった」と記事では言及している。
チリッチもラモス氏の警告を認めているようだ。「普通ラケットを破壊すれば、コードバイオレーションになる」と語り、ラモス氏の判断を妥当と認めている。