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ジャパンカップの逃げは「30馬身差?」 海外競馬メディアが“妄想”した大胆な展開予想に反響

競馬の国際G1ジャパンカップ(3歳上、芝2400メートル)が26日、東京・府中市の東京競馬場で発走する。海外からの参戦は1頭だけとなったが、世界ランキング1位のイクイノックス(牡4、木村、父キタサンブラック)と今年の牝馬3冠を達成したリバティアイランド(牝3、中内田、父ドゥラメンテ)が揃って出走予定で豪華メンバーが集結。そんな中、海外メディアは展開のカギを握る“大逃げ馬”をクローズアップし、極端な展開予想の合成画像を作成して話題を集めている。

イクイノックス【写真:ロイター】
イクイノックス【写真:ロイター】

G1ジャパンカップが26日に発走

 競馬の国際G1ジャパンカップ(3歳上、芝2400メートル)が26日、東京・府中市の東京競馬場で発走する。海外からの参戦は1頭だけとなったが、世界ランキング1位のイクイノックス(牡4、木村、父キタサンブラック)と今年の牝馬3冠を達成したリバティアイランド(牝3、中内田、父ドゥラメンテ)が揃って出走予定で豪華メンバーが集結。そんな中、海外メディアは展開のカギを握る“大逃げ馬”をクローズアップし、極端な展開予想の合成画像を作成して話題を集めている。

 まるで無人の野を行くかのようだ。東京競馬場の3コーナーから4コーナーにかけて、後続をぶっちぎって逃げている2頭はパンサラッサとタイトルホルダー。後続の姿はなく、20馬身以上引き離しての大逃げの形となっている。

 こんな“妄想”のような合成画像を作成したのは、海外競馬専門サイト「ワールドホースレーシング」の公式X(旧ツイッター)。「これはパンサラッサとタイトルホルダーが1000mを通過する時の30馬身差の状況?」とつづって画像を公開した。今年2月にサウジアラビアで行われた「世界最高賞金レース」のG1サウジカップ(ダート1800メートル)を逃げ切り、1000万ドル(約13億円=当時)をつかんだパンサラッサの大逃げは、昨年10月のG1天皇賞・秋でイクイノックスを苦しめたことで海外にも知れ渡っているが、再び脚光を浴びる形となった。

 ジャパンカップには日本の国内G1・3勝中、2勝を逃げ切りで制したタイトルホルダーも参戦するため、「ワールドホースレーシング」は2頭での大逃げを予測した形。これには海外ファンからは「うーん。前回対戦したときは2頭ともそれほど抜き出ていなかった。タイトルホルダーがそのレース(昨年の宝塚)で優勝したね。でも、タイトルホルダーは阪神で強い。トラックの形状がどうであっても。だから東京でどうなるかわからないね」といった声が上がっている。

 さらに「もしそうなったら、トローラーマンのような状態になるかも。パンサラッサをおとりにして、タイトルホルダーが16フィートくらい後ろにピッタリついて最後に加速する。実際に起こりそうで怖いな」といった展開予想をするファンも。イクイノックスはIFHA(国際競馬統括機関連盟)が制定する「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で1位をキープ。リバティアイランドや昨年のダービー馬・ドウデュース、昨年の覇者ヴェラアズールなどがどう挑むかに注目が集まる。

(THE ANSWER編集部)

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