ボールに触れた観客の対応が話題

　ゴルフの欧州男子ツアー・DPワールドツアー選手権で起きた珍事が話題を集めている。ドバイのジュメイラゴルフエステーツ・アースC（7675ヤード、パー72）で開催中。16日の初日にロリー・マキロイ（英国）の放ったボールが観客女性の太ももに挟まってしまった。米メディアが動画付きで報じていたが、ファンなどから「対応が勉強になった」「爆笑しちゃう」と女性が注目を浴びている。

　グリーン脇の芝生の上で足を投げ出して座っている女性。なんと黒いズボンを履いた両脚の間にボールが挟まってしまっていた。女性は身動きを取れないまま苦笑い。競技委員の指示を受けてから、ボールをマキロイに手渡した。

　ボールがギャラリーに当たるのはありがちだが、ルールを把握しないまま焦ってボールを移動させたり、よかれと思って選手に返しに行ったりしてしまい、元の位置がわからなくなることもありえる。DPワールドツアー公式X（旧ツイッター）が一連の動画を公開。しっかり競技委員を待っていた女性に対し、海外ファンから注目が集まった。

「彼女は膝の上にボールを置いたまま、あんなに長い間そこに座っていたなんて正直不思議だ」
「これは見事だ（笑）」
「なんで彼女は動かなかったの？」
「ただ彼女が動くのを待っているだけの気まずい瞬間」

　日本語でも「めっちゃ見られて気まずそうw」「こうやって対応するのだと勉強になりましたw」「これ爆笑しちゃった」「照れてる女性がすごく可愛く見える」と感心した様子の声などが上がった。マキロイはドロップ後のアプローチを寄せきれずボギーだったが、心温まる場面が脚光を浴びていた。