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日本球界行きに意欲の豪州中堅手、侍J相手にフェンス激突の好守 大谷元同僚に東京Dは拍手喝采

アジアプロ野球チャンピオンシップは18日、東京ドームで第3日が行われた。日本代表「侍ジャパン」と対戦したオーストラリアは5回、中堅手アーロン・ホワイトフィールド外野手がフェンスに激突しながらも大飛球を好捕。来季の所属球団が決まっておらず「チャンスがあるなら」と日本などアジア球界行きにも意欲を見せる元メジャーリーガーに、日本ファンからも大きな拍手が送られた。

フェンスに激突しながらも大飛球を好捕した豪州のアーロン・ホワイトフィールド【写真:中戸川知世】
フェンスに激突しながらも大飛球を好捕した豪州のアーロン・ホワイトフィールド【写真:中戸川知世】

カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023

 アジアプロ野球チャンピオンシップは18日、東京ドームで第3日が行われた。日本代表「侍ジャパン」と対戦したオーストラリアは5回、中堅手アーロン・ホワイトフィールド外野手がフェンスに激突しながらも大飛球を好捕。来季の所属球団が決まっておらず「チャンスがあるなら」と日本などアジア球界行きにも意欲を見せる元メジャーリーガーに、日本ファンからも大きな拍手が送られた。

 日本が4-0でリードして迎えた5回1死一塁の場面。7番・野口智哉が中堅奥へ大飛球を放った。これに中堅手ホワイトフィールドが好反応。快足を飛ばし、最後はフェンスに激突しながらも好捕した。多くの日本ファンが集まった東京ドームは、大きな拍手で包まれた。

 ホワイトフィールドは18歳までソフトボールをプレーし、野球歴わずか5年でメジャーリーガーになった異色の経歴の持ち主。メジャーでは2020年にツインズで3試合、22年にエンゼルスで5試合の出場に留まったが、マイナーでは8年間で192個の盗塁を記録している。ツインズで前田健太と、エンゼルスでは大谷翔平と同僚だった。

 来季の所属先は未定。複数の米球団と交渉中だが、大会期間中の取材に対して「アジアに来る旅を始めるのもいいなと思っている。台湾であれ、韓国であれ、日本であれ、チャンスがあるなら、喜んでそこに行って勝利に貢献したい」「自分のツールを披露し、誰かの目に留まってくれれば。それがここ(日本)でプレーすることに繋がれば、とてもエキサイティングなことだね」などと語っていた。

(THE ANSWER編集部)

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