侍Jに惜敗韓国指揮官、7回0封の隅田に脱帽「映像より素晴らしい」 決勝で雪辱宣言「また日本と戦いたい」
アジアプロ野球チャンピオンシップ第2日が17日、東京Dで行われ、日本代表「侍ジャパン」が韓国を2-1で下した。開幕2連勝で単独首位に立ち、決勝進出。18日に0勝2敗のオーストラリアとの予選最終戦を迎え、韓国は1勝1敗で並ぶ台湾と対戦する。
カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023
アジアプロ野球チャンピオンシップ第2日が17日、東京Dで行われ、日本代表「侍ジャパン」が韓国を2-1で下した。開幕2連勝で単独首位に立ち、決勝進出。18日に0勝2敗のオーストラリアとの予選最終戦を迎え、韓国は1勝1敗で並ぶ台湾と対戦する。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)
若き侍たちが戦い抜いた。0-0の3回無死満塁、4番・牧秀悟の遊ゴロ併殺打の間に1点を先制。1-0の4回には、先頭の6番・万波中正が146キロ直球をバックスクリーンまで運んで追加点を奪った。投げては先発左腕・隅田知一郎が7回3安打、1四球7奪三振で無失点。2番手右腕・横山陸人が一、二塁のピンチを招いたが、最後は二ゴロに仕留めて無失点だった。
9回は3番手として田口麗斗がマウンドへ。オーバーエイジ枠の28歳は先頭から右飛、三ゴロ。2死走者なしから代打キム・フィジプに左越えソロを許したが、1点差を守り抜いた。1勝1敗となった韓国のリュ・ジュンイル監督は、隅田について「映像で見るより素晴らしい投手でした。変化球であるとか、そういった面では素晴らしかったと思います」と脱帽した。
一方で「次回は攻略できると思います」と自信。「また台湾に勝って日本と戦いたいです」と決勝でのリベンジを宣言した。6回2失点で敗戦投手となった先発のイ・ウィリは「僕としては非常に楽しく投げました。これからの試合を期待しております」とコメント。WBCでも対戦したことについて振られると、こう回答した。
「あの時とはラインナップがずいぶん違いました。でも、打者がとても自分のボールをしっかりと定めて打ってくる感じでした。よく打ってきたと思います。でも、危機から脱して大きな失点をせずに済んだと思います」「とてもいいバランスで投げられたと思います。これからの国際大会におきましては、お互いに発展した形でまたお会いしたいと思います」
16日の初戦は日本が台湾に4-0で、韓国がオーストラリアに3-2でともに白星発進。17日正午開始の試合で台湾が豪州を6-0で下し、1勝1敗としていた。18日は日本―豪州戦、韓国―台湾戦が予定され、19日に3位決定戦と決勝が行われる。
(THE ANSWER編集部)