初陣勝利の侍・井端弘和監督「とりあえずホッと」 5回まで走者出せず…空気変えた森下弾「そういう力がある」
アジアプロ野球チャンピオンシップが16日、東京ドームで開幕し、2017年の前回大会に続く連覇を目指す日本代表「侍ジャパン」は台湾を4-0で下した。新任の井端弘和監督は初勝利。試合後は「とりあえずホッとしています」と安どの表情を見せた。
カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023
アジアプロ野球チャンピオンシップが16日、東京ドームで開幕し、2017年の前回大会に続く連覇を目指す日本代表「侍ジャパン」は台湾を4-0で下した。新任の井端弘和監督は初勝利。試合後は「とりあえずホッとしています」と安どの表情を見せた。
打線が台湾先発の古林睿煬(統一)投手に5回までパーフェクトに抑えられる厳しい展開。両軍スコアボードにゼロを並べ続ける中、「3番・左翼」で先発した森下翔太(阪神)が7回1死から左越えに先制ソロを放った。9回には1死から3連打で満塁の好機をつくり、万波中正(日本ハム)の遊ゴロの間に1点を追加。さらに坂倉 将吾(広島)、門脇誠(巨人)の適時打で4-0とリードを広げた。
井端監督は森下の一発を「素晴らしかったですね。宮崎の合宿の時も重い空気を一振りで変えてくれましたし、彼にはそういう力があるのかなと思う。次の試合も期待しています」と称えた。
投手陣は先発の赤星優志(巨人)が4回2/3を3安打無失点の快投。及川雅貴(阪神)、根本悠楓(日本ハム)、桐敷拓馬(阪神)、田口麗斗(ヤクルト)とつなぎ、無失点リレーを展開した。
監督と呼ばれることには「全然慣れていないですね」という。「コーチと相談しながら全員でやっています。これからもコーチを信頼して、選手を信頼してやっていきたい」と続けた。17日の日韓戦に向けて「最終回のようなつながりのある攻撃ができれば」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)