37歳のヘビー級“新人”ボクサーが世界トップ10入り WBC最新ランクに海外賛否「恥ずべき」
世界ボクシング評議会(WBC)は15日、ウズベキスタンで行われている総会で最新の階級別世界ランキングを発表。ヘビー級では、10月28日(日本時間29日)に行われたWBC世界同級王者タイソン・フューリー(英国)戦でボクシングデビューし、1-2で判定負けした元UFC世界王者フランシス・ガヌー(カメルーン)が10位に入った。この決定に海外ファンからは「恥ずべきだ」「評価に値する」と賛否の声が上がっている。
フランシス・ガヌーが10位にランクイン
世界ボクシング評議会(WBC)は15日、ウズベキスタンで行われている総会で最新の階級別世界ランキングを発表。ヘビー級では、10月28日(日本時間29日)に行われたWBC世界同級王者タイソン・フューリー(英国)戦でボクシングデビューし、1-2で判定負けした元UFC世界王者フランシス・ガヌー(カメルーン)が10位に入った。この決定に海外ファンからは「恥ずべきだ」「評価に値する」と賛否の声が上がっている。
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1戦でトップ10入りした。37歳のガヌーはフューリー戦で、3回に左フックを炸裂させてダウンを奪取。身長206センチの巨体が崩れ落ち、尻もちをつかせた。最終的には判定負けしたが、歴史的番狂わせを予感させた。15日、WBCは公式インスタグラムで「フランシス・ガヌーは見事な試合をして王者からダウンを奪った。WBC取締役会は、彼をヘビー級の10位にランクさせることに合意した」と発表した。
UFCでの実績があるとはいえボクシングデビュー戦直後のランク入り。海外ファンからは「これはジョークだろ。辛うじて3ラウンド取ったくらいでランク入りかよ」「1試合やって敗戦直後にか」「とんでもなく衝撃的だ」「恥ずべきだ」と否定的なコメントが寄せられた一方、「評価に値する」「5位になるべきだ」「総合格闘技の方が優れているというリマインダーだ」などと肯定する声も寄せられていた。
以下、WBCの世界ヘビー級最新ランキング。
王者 タイソン・フューリー
1位 デオンテイ・ワイルダー(米国)
2位 アンソニー・ジョシュア(英国)
3位 アルスランベク・マフムドフ(カナダ)
4位 フランク・サンチェス(キューバ)
5位 エフェ・アジャグバ(ナイジェリア)
6位 ジャレッド・アンダーソン(米国)
7位 マーティン・バコレ(コンゴ民主共和国)
8位 ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)
9位 オットー・ワーリン(スウェーデン)
10位 フランシス・ガヌー
(THE ANSWER編集部)