桃田&奥原、フクヒロが決勝へ レベルも意欲も高い今大会、五輪会場で初の複数Vは?
強くなった日本の姿を国内で証明する機会に
強くなった日本の姿を、国内で証明する機会になるかもしれない。昨年は女子ダブルス、男子ダブルス、混合ダブルスの3種目で決勝に進出したが、優勝は女子ダブルスのみだった。ジャパンオープンでは、過去に女子シングルスで2回(2013年の山口茜、2105年の奥原)、女子ダブルスで高橋、松友組が2回(2014年、17年)優勝しているが、同じ年に複数種目で優勝したことはない。今大会は、昨年に続いて最終日に3つの金メダルを狙う。男子シングルスの桃田は、コシット・フェトラダブ(タイ)と初対戦。女子シングルスの奥原は、2014年、15年、18年の世界選手権と2016年のリオ五輪を制しているキャロリーナ・マリン(スペイン)との頂上決戦に臨む。福島、廣田組は、8月のアジア大会で2度対戦(団体戦で勝利、個人戦で敗北)したチェン・チンチェン、ジア・イーファン組(中国)と激突する。
大会の会場は、2年後に行われる2020年東京五輪のバドミントン競技会場に決まっている、武蔵野の森総合スポーツプラザ。2大会連続の複数種目メダル獲得をイメージさせる活躍が期待される。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)