桃田&奥原、フクヒロが決勝へ レベルも意欲も高い今大会、五輪会場で初の複数Vは?
バドミントンの国際大会「ダイハツヨネックスジャパンオープン2018」は15日に各種目の準決勝を行い、日本勢では男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)、女子シングルスの奥原希望(日本ユニシス)、女子ダブルスの「フクヒロ」ペアこと福島由紀、廣田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)が翌16日に武蔵野の森総合スポーツプラザで行われる決勝に勝ち残った。
ジャパンOPは16日に決勝、最終日の見所は?
バドミントンの国際大会「ダイハツヨネックスジャパンオープン2018」は15日に各種目の準決勝を行い、日本勢では男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)、女子シングルスの奥原希望(日本ユニシス)、女子ダブルスの「フクヒロ」ペアこと福島由紀、廣田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)が翌16日に武蔵野の森総合スポーツプラザで行われる決勝に勝ち残った。
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大会は、BWF(国際バドミントン連盟)ワールドツアーの第16戦。8月に行われた世界選手権のすべての種目の優勝選手が出場するなど、正真正銘のトッププレーヤーが参加している。格付けや冠名が変わりながら続いている大会だが、日本のバドミントンファンにとっては「世界のトップ選手を日本で見られる大会」として認知されてきた。日本のトップ選手が世界に挑む姿は、次の世代に意欲を与える。桃田は、ジャパンオープンを「ジュニア時代からの憧れの舞台」と話した。
大会は、1982年に産声を上げ、今年で第37回を数える。2004年に朴柱奉ヘッドコーチを招へいして以降、劇的に強くなった日本代表は近年、2016年のリオデジャネイロ五輪で2つのメダル(女子ダブルス金:高橋礼華、松友美佐紀、女子シングルス銅:奥原)を獲得するなど、国際大会で好成績を挙げることが珍しくなくなった。8月の世界選手権では、金メダル2つ、銀メダル2つ、銅メダル2つを獲得。女子ダブルスにいたっては、3組がメダルを獲得する快挙を成し遂げた。日本代表のレベルアップに伴い、ジャパンオープンは、2016年以降、世界に挑む日本選手を見る大会から、世界で活躍する日本選手を見る凱旋試合に変わりつつある。今大会は、昨年から賞金額が約2倍に上がったため、参加選手のレベルも意欲もより高くなったが、ホームの声援を受ける日本勢が力強く勝ち上がっている。