テニスでラケット2本踏みつけ破壊に海外物議 世界1位が犯した暴挙に「ノバク、これは残酷だ」
男子テニスのシーズン最終戦、ATPファイナルズ(イタリア・トリノ)は12日、シングルス1次リーグでノバク・ジョコビッチ(セルビア)がホルガー・ルーネ(デンマーク)を7-6、6-7、6-3で下し、白星発進となった。しかし、この試合中、フラストレーションが溜まり、ラケットを踏みつけ2本破壊するハプニングが発生。海外ファンからも批判的な声が上がり、物議を醸している。
ATPファイナルズでフラストレーションが爆発
男子テニスのシーズン最終戦、ATPファイナルズ(イタリア・トリノ)は12日、シングルス1次リーグでノバク・ジョコビッチ(セルビア)がホルガー・ルーネ(デンマーク)を7-6、6-7、6-3で下し、白星発進となった。しかし、この試合中、フラストレーションが溜まり、ラケットを踏みつけ2本破壊するハプニングが発生。海外ファンからも批判的な声が上がり、物議を醸している。
第3セットを2-0とリードしたジョコビッチだったが、ルーネにブレークを許すと感情が堪えられなかった。ベンチに戻ると椅子に立てかけてあったラケット2本を立て続けに右足で踏みつけて破壊。転がったラケットは見るも無残に折れ曲がってしまった。感情を露わにしてラケットを破壊することは珍しくない世界王者ではあるが、足で踏みつけて破壊するのは、よほどフラストレーションが溜まっていたのだろう。
その模様をATP公式中継サイト「テニスTV」の公式X(旧ツイッター)が写真で紹介。ジョコビッチが座るベンチの背後にラケットが2つ転がっており、「(破壊された)ラケットの対称性」と紹介された。
海外ファンからは「奇妙にアーティスティックな写真だ!」「だからジョコビッチは史上最高のプレーヤーなんだ」「ノバク、これは残酷だ」「GOAT(史上最高)であっても、たまにはこれは必要だね」「テニスを習っている身からすれば、フレームだけでどれだけの価値があるかわかっているので、これを見ると心が痛む!」 「この怒りは魅力的なアプローチではないね」「『悪いことをしてしまった犬』 のコレクションに出てくるような写真だわ」など、さまざまな声が上がっていた。
(THE ANSWER編集部)