大谷翔平ドジャース入り予想は「つまらない」 MLB記者が大胆予想する新チームと4つの根拠は
エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手の新天地について様々な観測がなされている。MLB公式サイトは、ドジャースが有力視される状況を踏まえて「オオタニはマリナーズへ」と題した“大胆予想”を掲載した。
どことサインしようと「スポーツ界においてもっとも複雑な契約に」
エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手の新天地について様々な観測がなされている。MLB公式サイトは、ドジャースが有力視される状況を踏まえて「オオタニはマリナーズへ」と題した“大胆予想”を掲載した。
アンソニー・カストロビンス記者の署名記事。「最も安全な予言は、大谷がドジャースと契約し毎年10月に試合に出ることだろう」と、ドジャース入りとの味方が根強いことを紹介。「しかしそれではつまらない。ワールドシリーズ覇者のレンジャーズも排除されてはいない。ジャイアンツ、メッツ、ヤンキースそしてカブスもありうる。エンゼルスは彼を取り戻すためにあらゆる手を尽くすことになる」と、対抗馬の名も挙げている。その上で「ここでは大胆な予測をしようとしているのだ」として挙げたチームがマリナーズだ。
「マリナーズのジェリー・ディポトGMがシーズンオフに発したチームの目標『10年以上に渡って勝率54%を残すこと』というひんしゅくものの言葉を聞けば、マリナーズは例年通りFAの有力選手を獲りに行かないと思うだろう」とする一方で、大谷をマリナーズ入りに導くかもしれない4つの要素を紹介している。
(1)「オオタニはパフォーマンスとは無関係のことはほとんど話さないが、シアトルの街が好きだとは言っている」
(2)「2023年は不発に終わったが、優れた先発陣に長期契約を結んだフリオ・ロドリゲスとチームの核はしっかりしている」
(3)「オオタニにとってアイドルであるイチローの永遠のホームだ」
(4)「オオタニに対しメディアの要求から距離を置き、彼らしく静かに過ごす場所を与えることができる」
さらに「オオタニがどことサインしようと、オプトアウトや多くの条件の付いたスポーツ界において最も複雑な契約になるかもしれない」とも指摘。新天地探しの行方を見守っている。
(THE ANSWER編集部)