日本開催世界ラリーで愛知県警が話題 注意喚起に潜ませた秘密「やるなぁ」「この投稿、実は…」
自動車の世界ラリー選手権(WRC)の今季最終第戦、ラリー・ジャパンは16日から19日まで愛知・豊田市などで開催される。レースを前に、愛知県警察はリエゾンエリアでの交通規制についてX(旧ツイッター)で告知。参加チームへ送る粋なエールを潜ませた投稿が、ファンの間で「やるなぁ」「この投稿、実は縦読みするとエールにも?!」と話題になっている。
リエゾン区間の交通規制告知でメッセージ
自動車の世界ラリー選手権(WRC)の今季最終第戦、ラリー・ジャパンは16日から19日まで愛知・豊田市などで開催される。レースを前に、愛知県警察はリエゾンエリアでの交通規制についてX(旧ツイッター)で告知。参加チームへ送る粋なエールを潜ませた投稿が、ファンの間で「やるなぁ」「この投稿、実は縦読みするとエールにも?!」と話題になっている。
粋なメッセージが隠されていた。開催地の一つである愛知県警は、開幕を前に交通規制への協力を呼びかける1本の動画を公開。公道を一般車と同じルールで走るリエゾン区間の横断歩道で、手を挙げて左右を確認する子どもたちの前にマシンが走ってきた。安全を確認した上で歩行者が道路を横断。マシンはそれを見届けてから発進した。
愛知県警広報課の公式Xが動画を公開。文面には「#ラリー #GRヤリス も横断歩道では歩行者優先」「リエゾンでは安全運転」と注意喚起し、7項目をこのように加えた。
・じっくり確認一時停止
・こたえよう止まってくれて有難う
・なくそう飲酒運転
・クールに締めるシートベルト
・がんこに守る制限速度
・ばっちり守る信号機
・れいせいな運転を
何気ない箇条書きだが、縦読みすると「じこなクがんばれ(事故なく頑張れ)」と読める。参加チームへ向けた粋なエールに、ラリーファンからは「これはいい!」「この投稿、実は縦読みするとエールにも?!」「やるなぁ」「素敵。ラリーカーが街を走るところ間近で見たい!」「ラリー現地はリエゾン区間も面白そうなんだよな」と称賛のコメントが寄せられていた。
昨年、12年ぶりに開催されたラリー・ジャパン。リエゾン区間では、幅の狭い道路の沿道が、ドライバーを一目見ようと駆けつけた日本のファンで埋め尽くされた。2年連続開催となった今大会からも目が離せないが、安全を守る側の配慮も話題となっていた。
(THE ANSWER編集部)