日本では見られない競馬の感動シーン 米G1快勝で英国凱旋、出迎えた“同僚”に反響「待ってたのね」
3日(日本時間4日)から2日間にわたって米サンタアニタパーク競馬場で行われた競馬の祭典・ブリーダーズカップ。2日間でG1レースが14競走も施行され、ファンの熱狂を生んだ。初日に行われたBCジュベナイルターフスプリント(2歳、芝1000メートル、12頭立て)では英国馬ビッグイーヴス(牡2、M・アップルビー)が55秒31で優勝。異国でタイトルをつかみ“我が家”に戻った様子を、アップルビー厩舎はSNSで動画を公開。“同僚”に出迎えられた光景に、海外ファンから「みんな待っていたのね」「素敵だ」といった反響が寄せられている。
米G1・BCジュベナイルターフスプリントを快勝した英国馬
3日(日本時間4日)から2日間にわたって米サンタアニタパーク競馬場で行われた競馬の祭典・ブリーダーズカップ。2日間でG1レースが14競走も施行され、ファンの熱狂を生んだ。初日に行われたBCジュベナイルターフスプリント(2歳、芝1000メートル、12頭立て)では英国馬ビッグイーヴス(牡2、M・アップルビー)が55秒31で優勝。異国でタイトルをつかみ“我が家”に戻った様子を、アップルビー厩舎はSNSで動画を公開。“同僚”に出迎えられた光景に、海外ファンから「みんな待っていたのね」「素敵だ」といった反響が寄せられている。
チャンピオンの帰還を“みんな”が待っていた。英国の夜、米国からの長旅を終えて馬運車から降りてきたビッグイーヴス。黄色の花で飾られたレイ(競走馬にかけられるブランケット)を提げ、多くの厩舎スタッフなどの前に現れた。その後は厩務員に引かれ、レイの花びらを落としながら厩舎の中へ。すると、両サイドの馬房にいた“同僚馬”たちが一斉に首をのぞかせた。仲間からの“祝福”を受けた王者は自分の馬房に戻ると、馬装などを外されて厩務員に再び労われた。
アップルビー厩舎はX(旧ツイッター)で「彼が帰ってきた!! ビッグイーヴスが帰ってきた!!」とつづって動画を公開。人間だけでなく、馬たちにも迎えられた光景に、海外ファンからは多くのコメントが寄せられている。
「花輪とともにバンから降りてくるのが素敵だ」
「なんたる絶対的なボスだ」
「素晴らしい。みんな、そしてビッグイーヴスおめでとう!」
「チャンピオンがここに!! みんなおめでとう、本当にふさわしいわ」
「彼の仲間がみんな、彼の帰りを迎えるために起きて待っていたのね。美しいシーンだわ」
「なんて素晴らしい動画なんだ。とってもエモーショナルでもある」
「おかえりなさい!オークハム周辺で優勝パレードする?!」
「なんてレジェンドだ」
「これよりいい事なんてない」
ビッグイーヴスが勝ったレースに日本馬は出走していなかったが、5日に行われた古馬G1レースには複数の日本馬が参戦。最も注目されたBCクラシック(ダート2000メートル)ではクリストフ・ルメール騎手が手綱を取ったデルマソトガケ(牡3、音無)が2着に好走する大健闘を見せた。
(THE ANSWER編集部)