Bリーグ1部第6節

　バスケットボールのBリーグ1部（B1）第6節が5日に行われ、横浜ビー・コルセアーズ（BC）の河村勇輝がまたも魅せた。敵地仙台戦の第4クォーター（Q）残り2秒で驚愕の同点3ポイントシュートを決め、オーバータイム（OT）に持ち込んで87-84の勝利の立役者となった。Bリーグ公式SNSが動画を公開すると、ファンから「何よこれ」「言葉にならない」といった衝撃の声が上がっている。

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　魔法のように吸い込まれた。72-75と横浜BCが3点ビハインドの残り10秒、中央でパスを受けた河村は3ポイントシュート。しかし、ボールはリングにはじかれた。それでも杉浦佑成が懸命のリバウンドでボールを自陣に向けてチップアウト。それを拾った河村は左に移動しながらディープスリーを発射。仙台・渡辺翔太のチェックをかいくぐって放ったショットは鮮やかにリングに吸い込まれた。残り2秒での同点劇に、アリーナは歓声とどよめきが交錯した。

　Bリーグ公式X（旧ツイッター）は「試合残り2.0秒、3点ビハインド。河村勇輝の時間が始まります」とつづって動画を公開。ファンからは「はっさ、何よこれ」「言葉にならない。勝てて良かった…」「本当に恐ろしいんだが、河村くんが『普通に』これをやる…」「河村劇場恐るべし」「またやりやがったのよ。またよ、また」「河村勇輝に繋ぎさえできたら何とかしてくれるという信頼感とエースの責任感が本当にすごい」といった驚きのコメントが集まっている。

　また、最後に河村につないだ杉浦に対しても「河村くんも凄かったけど、杉浦選手のガッツあるプレーが凄かった～」「決めた河村選手もやけどチップした杉浦も褒めてあげてほしい」「ナイスガッツ杉浦。ナイ杉浦」「杉浦佑成の決死のタップアウトがなければ河村勇輝の時間は始まりませんでしたね」「杉浦さんが倒れながらもボール残してくれたの本当大感謝」といった称賛の声が寄せられている。